BLOG

ブログ

クラフトコーラのアレンジ「クラフトコーラ+柑橘」

こんにちは。紅茶専門店ティークラブの堀内芳昌です。

先日、自家製コーラシロップで作るクラフトコーラを紹介しました。

今回は柑橘を合わせてアレンジしてみました。

感想を先言うと、コーラと柑橘はよく合うし、美味しいのですが、プラス要素がない感じですね。想像したよりも普通。個人的な好みを言うとミルクコーラのほうがいいですね。

柑橘×クラフトコーラの作り方

  1. クラフトコーラ+ライム
  2. クラフトコーラ+オレンジジュース

柑橘×クラフトコーラを2つ紹介しますが、まずはベースとなる自家製コーラシロップの作り方からいきますね。前の投稿を見た人は復習です。

コーラシロップの材料

  • クローブ 4g
  • カルダモン 4g
  • シナモンスティック 2本
  • 八角 1個
  • バニラビーンズ 5~6㎝
  • レモン 1個
  • ライム 1個
  • 甜菜糖 400g
  • 水 400g
  • アールグレイ茶葉 3g

コーラシロップの材料

コーラシロップの作り方

  1. カルダモンは半分に切る
    シナモンスティックの紙をはがす
    バニラビーンズは厚みを半分に割き中から種をしごき出す。鞘と種両方使う
    レモンとライムは5㎜幅くらいにスライス
  2. 鍋にアールグレイ以外の材料を全て入れ、中火で加熱する
    沸騰したら弱火にし、10分程度煮る
  3. 中火に戻し煮立たせる。アールグレイの茶葉を加え、火を止める
    3回くらい混ぜ茶葉を馴染ませる。蓋をして、冷めるまで置く
  4. 冷めたら濾さずに密閉容器に移し替え、冷蔵庫で1日置く
  5. 材料を全て濾してでき上がり。スプーンなどで軽く押し材料から液を出す

でき上がり量:450~500g程度。煮詰め方により前後する。500g以上あればやや薄い。

コーラシロップの作り方

クラフトコーラ+ライムのレシピ

  • コーラシロップ 50~60g
  • ライム 1/4個
  • 無糖炭酸水 100~120g
  • ミント 適量(なくてもよい)
  • 氷 適量

※コーラシロップと炭酸水の割合は、1対2が目安。お好みで調整してください。

クラフトコーラ+ライムの作り方

  • グラスに氷を入れる
    1/8にカットしたライム2つ(1/4個分)の果汁を搾り中に入れる
    ミントを入れる(なくてもよい)
    炭酸水→シロップの順に注ぐ
  • 混ぜてからいただく

クラフトコーラ+ライムの感想

ライム果汁が加わることで酸味とスッキリ感、爽やかさが増します。ミントを増えると爽やかさがより一層強くなります。暑~い時にグビグビ飲むにはいい感じです。

その一方でスパイシーさが弱くなります。渋みも感じなくなります。つまり、自家製コーラの特徴が弱まるんですよね。柑橘類を加える欠点。レモンが最たるものですが、素材の風味を弱めてしまいます。

「コーラシロップ+炭酸水」の風味が強いと感じた人には飲みやすくなったといえるでしょう。

個人的には、想像よりもよくなかったです。甘酸っぱくて美味しいのですが、ベースが自家製のコーラシロップである必要はないかな、コーラのよさを弱めたかなと思いました。なお、レモンよりはライムがいいです。

クラフトコーラ×ライム

クラフトコーラ+オレンジのレシピ

  • コーラシロップ 50~60g
  • オレンジジュース 30~40
  • 無糖炭酸水 50~60g
  • 氷 適量

※コーラシロップとオレンジジュースと炭酸水の割合は、1対1対1を目安にオレンジジュース少なめがおすすめ。お好みで調整してください。
写真はシロップ50g×オレンジジュース50g×炭酸60gくらい入っています。

クラフトコーラ+オレンジの作り方

  • グラスに氷を入れる
    コーラシロップ→オレンジジュース→炭酸水の順に注ぐ
  • ストローを添えて、混ぜてからいただく

クラフトコーラ+オレンジの感想

コーラシロップを作る時にオレンジを入れるレシピがあるくらいですから味の相性はよいです。ライムは酸味が強いのに対して、オレンジは甘みが強い。甘いコーラには甘いオレンジの相性はよいようです。

ただし、オレンジは風味が強いので、たくさん入れるとオレンジが目立ち過ぎます。

配合のバランスは、オレンジを少なめにするとスパイシーさが強めでコーラ感が強くなり、オレンジが増えるとスパイスジュースのような感じになります。オレンジはやや少なめがおすすめです。

炭酸水の割合が少なくなるため辛みが減り甘みが増します。けれども、甘ったるいほどではないのはオレンジの酸味の影響でしょう。また、辛みとシュワシュワが少ないので、炭酸飲料が苦手な人にも飲みやすいでしょう。

クラフトコーラ×オレンジ

柑橘×クラフトコーラ

コーラシロップを作る時に柑橘類を煮出し、柑橘の風味を加えるくらいですから、コーラと柑橘は相性がよいです。

シンプルなクラフトコーラよりも見た目も素敵ですね。

とはいえ、シロップを作る時ではなく、ドリンクを作る際に後から加えての味の面でのプラスの効果はあまり大きくないですね。爽やかや甘みなどが加わりますが、よいかというと疑問ですね。市販のコーラやジンジャーエールにレモンやライムを加えるのとは大違い。

柑橘は風味を弱める作用があるので、自家製で自分好みに作ったものにプラスするは意味が弱いですね。わざわざ柑橘を買ってまでやるほどではないと思います。

コーラシロップはたくさんできますから、バリエーションとして変化を楽しむのならいいと思います。気が向いたら試してみてください、というくらいです。

それではまた。

記事一覧

堀内芳昌@紅茶専門店ティークラブ

ティークラブは、産地をブレンドしないピュアな紅茶を 最も美味しいいれ方で飲んでみたい そんな純粋な紅茶好きのための紅茶専門店です。紅茶を軸に「ベイク」「ティー&ドリンク...

関連記事一覧