クラフトコーラのアレンジ「ミルクコーラ」の作り方
こんにちは。紅茶専門店ティークラブの堀内芳昌です。
先日、自家製コーラシロップで作るクラフトコーラを紹介しました。
コーラシロップを使うアレンジレシピとしてミルクコーラを紹介します。クラフトコーラよりもまろやかで厚みがあり面白い味わいです。
自家製ミルクコーラの作り方
コーラシロップレシピ
- クローブ 4g
- カルダモン 4g
- シナモンスティック 2本
- 八角 1個
- バニラビーンズ 5~6㎝
- レモン 1個
- ライム 1個
- 甜菜糖 400g
- 水 400g
- アールグレイ茶葉 3g
コーラシロップの作り方
- カルダモンは半分に切る
シナモンスティックの紙をはがす
バニラビーンズは厚みを半分に割き中から種をしごき出す。鞘と種両方使う
レモンとライムは5㎜幅くらいにスライス - 鍋にアールグレイ以外の材料を全て入れ、中火で加熱する
沸騰したら弱火にし、10分程度煮る - 中火に戻し煮立たせる。アールグレイの茶葉を加え、火を止める
3回くらい混ぜ茶葉を馴染ませる。蓋をして、冷めるまで置く - 冷めたら濾さずに密閉容器に移し替え、冷蔵庫で1日置く
- 材料を全て濾してでき上がり。スプーンなどで軽く押し材料から液を出す
でき上がり量:450~500g程度。煮詰め方により前後する。500g以上あればやや薄い。
コーラシロップで作るミルクコーラのレシピ
- コーラシロップ 50~60g
- ミルク(成分無調整牛乳) 50~60g
- 無糖炭酸水 50~60g
- 氷 適量
※コーラシロップとミルクと炭酸水の割合は、1対1対1が目安で「シロップ<ミルク<炭酸水」のバランスがおすすめ。例えばシロップ40:ミルク50:炭酸水60など。お好みで調整してください。
混ざりやすく飲みやすいミルクコーラの作り方
- グラスに氷を入れ、炭酸水→ミルク→シロップの順に注ぐと注ぐ間に適度に混ざり合う
- ストローを添える。混ぜてからいただく
炭酸水を先に入れミルク→シロップの順に注ぐと、注ぐ時にある程度自然に混ざりあいます。そのため、混ぜる回数が少なく済むので炭酸水が抜けにくいです。
3層に分かれるミルクコーラの作り方
- グラスに氷を入れ、シロップ→ミルク→炭酸水の順に注ぐと3層に分かれる
- ストローを添える。混ざりにくいのでしっかり混ぜていただく
- 軽くかき混ぜいただく
氷→シロップ→ミルク→炭酸水の順に入れると3層に分かれます。シロップ、ミルクは大雑把に注いでもOK。炭酸水はややゆっくり目に注ぎましょう。ミルクと炭酸水は多少混ざります。
シロップが重いので混ざりにくいのが欠点です。混ぜるためのマドラーを添えたほうがよいかもしれません。
自家製コーラシロップで作るミルクコーラ
感想を一言でいうと「面白い味」。
コーラシロップの味もミルクの味も炭酸水もすべて分かります。甘くて、辛くて、スパイシーで、酸味と苦味があり、乳製品も感じます。
コーラのようでもあり、スパイスミルクティーのようでもあり、ヨーグルトのようなニュアンスも感じるような…。
炭酸水で割ったコーラが好きな人がいれば、ミルクコーラが好きな人もいるでしょう。両方好きもいると思います。意外と甲乙つけがたいです。
ミルクコーラは面白いのですが、欠点が一つあります。シロップに柑橘が入っているためミルクが分離気味になります。ミルクと柑橘が合わさったのがヨーグルトぽく感じるのだと思います。
早めに飲めば問題ありませんが、混ぜてから時間をおくと分離が気になるかもしれません。ちなみに、私がここまで3回飲んだ時には気になりませんでしたが、多少分離するのは間違いないです。作ったら早めに飲み切りましょう。
コーラシロップはたくさんできますから、炭酸水割りだけでなく、気が向いたら違った組み合わせも試してみてください。
それではまた。