こんにちは。紅茶専門店ティークラブの堀内芳昌です。

バナナブレッドはここ2年くらいの間にたくさん作りました。バターを使うレシピ、オイルで作るレシピ、ケーキよりのもの、マフィンよりのもの、全量粉を入れた素朴なもの…。

どれも手軽で、どれも美味しい。

今回は、トッピングなし、クルミなどの副材料なしのシンプルレシピで作りました。

オイルで作るバナナケーキの材料

15㎝丸型×１台分

• 全卵・・・1個（50gでした）
• 甜菜糖・・・70ｇ
• 米油・・・70ｇ
• 強力粉（はるゆたかブレンド）・・・120ｇ
• アーモンドプードル・・・20ｇ
• ベーキングパウダー（アルミフリー）・・・小さじ１（4ｇ）
• バナナ（小さめ）・・・2本（158ｇでした）
• プレーンヨーグルト・・・20ｇ

オイルで作るバナナケーキの作り方

【下準備】

材料を室温にする
強力粉・アーモンドプードル・ベーキングパウダーを合わせてふるう
型に紙を敷く
オーブンを180℃で予熱する

【作り方】

1. 全卵をときほぐし、甜菜糖を混ぜる。1～2分ほど置き甜菜糖を卵に馴染ませる
2. 泡だて器で1分くらいしっかりと混ぜる
3. 米油を少しずつ加え、その都度混ぜる。全部混ぜ終わったら30秒～1分くらいしっかりと混ぜる
4. バナナを手でつぶす。ペースト状になったらプレーンヨーグルトを混ぜる。「３」に加え馴染む程度にザックリと混ぜる
5. 粉類を一度に加え泡だて器でゆっくりと大きく混ぜる。粉が見えなくなったら、混ぜる道具を泡だて器からヘラにかえ、底から大きく混ぜる
6. 紙を敷いた型に生地を移し表面をならす。天板に乗せオーブンに入れる。180℃で約40分焼く
7. 焼き上ったら型を台などに打ちつける。熱い蒸気が抜け生地が少ししぼむ。型に入れたまま５分くらい置き生地を落ちつかせる。型から出し、紙をはがし、網にのせて冷ます。粗熱が取れたらラップかビニール袋などで覆い、さらに冷ます。
8. 翌日以降が食べごろ。冷蔵庫で保存し、食べる時は室温に戻す。

オイルで作るバナナブレッド “このレシピ” の注意点

【材料】

普段作るバナナブレッドよりもバナナの分量が少な目です。普段は200g前後入れます。バナナが少ない分、プレーンヨーグルトを足しました。これはこれでアリでした。

アーモンドプードルはバナナブレッドに入れる時もあれば入れない時もあります。今回はバナナが少ないのでコク増しの意味で入れました。

【混ぜる】

「卵＋砂糖＋バター」に比べると「卵＋砂糖＋植物油」は馴染みにくい（混ざりにくい）。手順の「２」「３」はしっかりと混ぜましょう。

「卵＋砂糖＋バター＋バナナ」の場合は、「卵＋砂糖＋溶かしバター＋つぶしたバナナ」をボウルに入れ混ぜても、まずまずうまくいきます。ですが、植物油の場合は、混ぜが足りないとオイルが分離して油っぽく焼き上がり、生地はパサつきます。

【バナナをつぶす】

バナナは泡だて器やフォークでつぶすこともできますが、手でつぶすのがおすすめ。バナナの固さやつぶれ具合（ペースト具合）が分かるからです。手でつぶして固い箇所があったら取り除きましょう。

バナナブレッド “このレシピ” の感想

トッピングをしていないのでしっかりと膨らみます。半割のバナナをドンとのせるのは重さがありますからね。生地に入れたバナナの分量が少ない、ヨーグルト入れたのも膨らみのよさにつなっがているでしょう。生地がつまってモチモチしないのがいい。トッピングなしはアリですね。

バナナの分量が少な目なのでバナナの風味はやや弱いかな…。バナナは十分に分かりますよ。ちゃんとバナナブレッド。十分に美味。少しだけ風味が弱いと言えば弱いかな…。という感じです。

バナナブレッドは、材料が多少変わっても、分量が多少前後してもそこそこ美味しく作ることができます。手軽に作ることができて紅茶によくますよ。

素敵なティータイムをお過ごしください。

ではまた。