美味しい紅茶のいれ方4「分量を間違えない」
カフェや喫茶店、飲食店に紅茶専門店ティークラブがおすすめする『美味しい紅茶のいれ方のセブンルール』。ルール4「分量を間違えない」を紹介します。
「分量を間違えない」は、お店にとっては当たり前のことですよね。紅茶に限らず、料理もケーキもパンも分量が違っていたら技術云々以前の話ですからね。
おうちで楽しむの紅茶の場合は、「面倒だ」とか「ついついいい加減になって」などの声が聞かれるのですが、お店はそんなことは言ってられませんよね。
当たり前のことではありますが、ちょっとした注意点を紹介します。
「茶葉の分量」と「湯量」の両方を意識する
茶葉の分量は気にするけど、湯量にまで気が回っていない人がいるようです。
茶葉をデジタル秤で正確に計っても、湯量がブレたら意味がありません。
陶器など外から湯量が見えないティーポットは、湯量が分かりにくいので注意が必要です。
ティークラブおすすめの分量
- ストレートティー
- 茶葉:4~5g(ティーメジャー1杯)
湯:300cc
- ミルクティー
- 茶葉:6~8g(ティーメジャー1杯半~2杯)
湯:300cc
- アイスティー
- 茶葉:6g(ティーメジャー1杯半)
湯:300cc
目分量とデジタル秤
「目分量(ティーメジャーやティースプーン)」と「デジタル秤」どちらを使うのかは、好みでお選びください。どちらでも構いません。
「秤で量るなんて!」という人がいます。一方で、「目分量では不安」という人がいます。「デジタル秤で量るのは面倒」という人がいるかと思えば、デジタル秤に手間と感じないがいます。好みの問題なので、好きな方をお使いください。
ちなみに私はどちらも使います。時と場合によりますね。
デジタル秤を使う人は、湯量もデジタル秤で量ると安心です。
茶葉を量る方法
- 目分量:ティースプーンやティーメジャーで計る
- デジタル秤で計る
実は、慣れている人は、どういう方法でもOKです。例えば「手づかみ」だっていいのです。分量が正しくは計れれば何でも構いません。
ティーメジャーのすくい加減の目安
湯量を量る方法
- 目分量:ティーポットのどのあたりまで注ぐのかを覚える
- デジタル秤で計る
目分量で湯を注ぐ場合、ガラス製のティーポットは、外側から湯量が見えるため湯量が分かりやすい。陶器や銀食器などは内側を見ないといけないので、やや見ずらいです。
ガラス製ティーポット300cc用の湯量の目安
ガラス製ティーポット300cc用とティーメジャーを使えば、目分量でもブレが少ない。