カフェの紅茶が美味しいと、お客様はちゃんと喜ぶ
「カフェの紅茶って、美味しくないことが多い」
紅茶好きの方から、こんな声をよく聞きます。
せっかく素敵な雰囲気のお店でも、紅茶だけが残念だった、そんな経験がある方も少なくありません。
その一方で、カフェの経営者の方からこんな声をいただくこともあります。
「お客様から『紅茶が美味しかった』と褒められました」
「『カフェでこんなに美味しい紅茶を飲んだのは初めてです』と言ってもらえました」
そんなふうに話されるお店の方は、みなさんとても嬉しそうです。
さらに、「この紅茶は買えますか?」「茶葉を売ってほしい」といったお声をお客様からいただくこともあるそうです。実際に、茶葉の販売をはじめて売上アップにつながったカフェもあります。
美味しい紅茶は記憶に残る
美味しい紅茶をきちんと出せば、お客様はちゃんと反応してくれます。
「紅茶って、こんなに美味しかったんだ」と驚かれることもしばしばです。
もちろん、コーヒーに比べると紅茶の注文数は多くないでしょう。
けれども、だからこそ「この一杯に喜んでもらえる」可能性が高いのも、紅茶です。
なぜなら、カフェで紅茶を飲むのは「紅茶が好きな人」だからです。
コーヒーが好きだけど「紅茶は紅茶の気分」という人もいるでしょうが、たいていは紅茶が好きで積極的に紅茶を飲む人が紅茶をオーダーします。
紅茶好きの方にとって、美味しい紅茶はそれだけで特別な体験になります。カフェや飲食店では、なかなか美味しい紅茶に出会えないからです。
そしてその喜びが、お店の印象や記憶にまでつながっていくことでしょう。「紅茶が美味しいカフェだった」その印象は、お客様の中にしっかりと残るものなのです。