
カフェでストレートティーを提供する3つの方法
2023.02.16

カフェでストレートティーを提供する場合、いれ方(抽出)の途中までは同じですが、お客様への提供の仕方で3つの方法が考えられます。いれ方の違いではなく提供の仕方の違いが主の話です。
目次
カフェでストレートティーを提供する3つの方法
- 茶葉を濾し、紅茶を移し替える
- 茶葉をティーポットに残す方法1
- 茶葉をティーポットに残す方法2
もう少し詳しく説明しますが、その前に、カフェでストレートティーをいれる方法を簡単に紹介します。
- 汲み立ての新鮮な水を沸かす
- 温めたティーポットに茶葉を入れ、湯を注ぐ
- 蒸らす
- 茶葉を漉す
「3」と「4」に関して3つの方法があります。それを紹介することになります。
「1」キッチンやドリンカーで蒸らし時間をおく
茶葉を濾し別のティーポットに紅茶を移し替える
客席に運び、一杯目をスタッフが注ぐ
茶葉が入っていない紅茶のポットを着席に置く
茶葉を濾し別のティーポットに紅茶を移し替える
客席に運び、一杯目をスタッフが注ぐ
茶葉が入っていない紅茶のポットを着席に置く
「2」キッチンやドリンカーで蒸らし時間をおく
茶葉を濾さないティーポットなどを客席に運ぶ
一杯目をスタッフが注ぐ
茶葉を入れたティーポットを着席に置く
茶葉を濾さないティーポットなどを客席に運ぶ
一杯目をスタッフが注ぐ
茶葉を入れたティーポットを着席に置く
「3」湯を注いだらすぐに客席に届ける。蒸らし時間をおかない。
紅茶はお客様が注ぐ
茶葉を入れたティーポットが客席に残る
紅茶はお客様が注ぐ
茶葉を入れたティーポットが客席に残る
「1」茶葉をぬき、紅茶を移し替える方法
- ティーポットに茶葉入れ湯を注ぐ
- 蒸らし時間をおく
- 茶葉を濾し別のティーポットに紅茶を移し替える
客席に運び、一杯目の紅茶を注ぐ
茶葉が入っていない紅茶(ティーポット)を客席に置く

- メリット
- お店が自信を持って提供する紅茶の味になる
一杯目の紅茶、二杯目の紅茶が同じ味
お客様の手間が少ない。お客様の不安が少ない
- デメリット
- キッチンやドリンカー(お店側)の手間が多い
接客の手間は少ない

「2」茶葉をティーポットに残す方法1
- ティーポットに茶葉入れ湯を注ぐ
- 蒸らし時間をおく
- 客席に運び、茶葉を濾しながら一杯目の紅茶を注ぐ
茶葉が入った紅茶(ティーポット)を客席に置く

- メリット
- お店が自信を持って提供する紅茶の味になる
一杯目の紅茶と二杯目の紅茶の味の変化を楽しんでもらえる
- デメリット
- キッチンやドリンカー(お店側)の手間が多い
接客の手間もある(接客を重視した店向き)
二杯目の紅茶が濃くなることを嫌がるお客様がいる

「3」茶葉をティーポットに残す方法2
- ティーポットに茶葉入れ湯を注ぐ
- 蒸らし時間をおかずに、すぐに客席に運ぶ
- お客様が茶葉を濾しながら一杯目の紅茶を注ぐ
茶葉が入った紅茶(ティーポット)が客席に残る

- メリット
- お店の手間が少ない
- デメリット
- 蒸らし時間や注ぎ方がお客様次第
紅茶の味がお客様に委ねられる(お店が自信を持って提供する紅茶の味にならない)
二杯目の紅茶が濃くなることを嫌がるお客様がいる

カフェ飲食店でストレートティーを提供する3つの方法・区分け
- 蒸らし(抽出)
- 1と2・・・お店側で蒸らし時間をおく
3・・・客席で蒸らす(お客様が蒸らし時間を管理)
- 紅茶を注ぐ
- 1と2・・・スタッフが一杯目の紅茶を注ぐ。二杯目はお客様が注ぐ
3・・・一杯目も二杯目もお客様が紅茶を注ぐ
- 茶葉
- 1・・・茶葉を濾し、紅茶を移し替える
2と3・・・茶葉を濾さない、ティーポットに茶葉を入れたままになる
- 店の手間
- 1≧2>3
1と2は手間がかかり、3は手間がかからない
- 味の安定
- 1≧2>3
1は安定した味・お店の味で提供できる
2も安定した味・お店の味で提供できるが一杯目と二杯目の味が変わる
3はお客様まかせになる
どれを選ぶかはあなたのカフェのコンセプト次第です。
ターゲット(見込み客)やオペレーションを合わせて考えてみてください。
どれが良いのか決められないのなら、「1」蒸らす時間をおき、茶葉を濾し、紅茶を別のティーポットに移し替えるをおすすめします。