カフェ飲食店でストレートティーを提供する3つの方法
“美味しい”でお客様を喜ばせたいカフェや喫茶店、飲食店に紅茶専門店ティークラブがおすすめするストレートティーのいれ方~提供の仕方を紹介します。
カフェや飲食店でストレートティーを提供する場合、いれ方(抽出)の途中までは同じですが、お客様への提供の仕方で3つの方法が考えられます。
カフェ飲食店でストレートティーを提供する3つの方法
上記を少し細かく説明したものが下記です。
- 蒸らし時間をおき提供する。茶葉を濾し別のティーポットに紅茶を移し替える。
一杯目をスタッフが注ぎ、茶葉が入っていない紅茶のポットを着席に置く。 - 蒸らし時間をおき提供する。茶葉を濾さないで客席に運び、一杯目をスタッフが注ぐ。茶葉を入れたティーポットを着席に置く。
- 湯を注いだらすぐに客席に届ける。蒸らし時間をおかない。紅茶はお客様が注ぐ。茶葉を入れたティーポットが着席に残る。
茶葉をぬき、紅茶を移し替える方法
- ティーポットに茶葉入れ湯を注ぐ
- 蒸らし時間をおく
- 茶葉を濾し別のティーポットに紅茶を移し替える
- 客席に運び、一杯目の紅茶を注ぐ
茶葉が入っていない紅茶(ティーポット)を客席に置く
- メリット
- お店が自信を持って提供する紅茶の味になる
一杯目の紅茶、二杯目の紅茶が同じ味
お客様の手間が少ない。お客様の不安が少ない
- デメリット
- お店の手間が多い。ただし接客の手間は少ない
茶葉をティーポットに残す方法1
- ティーポットに茶葉入れ湯を注ぐ
- 蒸らし時間をおく
- 客席に運び、茶葉を濾しながら一杯目の紅茶を注ぐ
茶葉が入った紅茶(ティーポット)を客席に置く
- メリット
- お店が自信を持って提供する紅茶の味になる
一杯目の紅茶と二杯目の紅茶の味の変化を楽しんでもらえる
- デメリット
- お店の手間が多い。接客の手間もある(接客を重視した店向き)
二杯目の紅茶が濃くなることを嫌がるお客様がいる
茶葉をティーポットに残す方法2
- ティーポットに茶葉入れ湯を注ぐ
- 蒸らし時間をおかずに、すぐに客席に運ぶ
- お客様が茶葉を濾しながら一杯目の紅茶を注ぐ
茶葉が入った紅茶(ティーポット)が客席に残る
- メリット
- お店の手間が少ない
- デメリット
- 蒸らし時間や注ぎ方がお客様次第
紅茶の味がお客様に委ねられる
二杯目の紅茶が濃くなることを嫌がるお客様がいる
カフェ飲食店でストレートティーを提供する3つの方法・区分け
- 蒸らし(抽出)
- 1と2・・・お店側で蒸らし時間をおく
3・・・客席で蒸らす
- 紅茶を注ぐ
- 1と2・・・スタッフが一杯目の紅茶を注ぐ。二杯目はお客様が注ぐ
3・・・一杯目も二杯目もお客様が紅茶を注ぐ
- 茶葉
- 1・・・茶葉を濾し、紅茶を移し替える
2と3・・・茶葉を濾さない、ティーポットに茶葉を入れたまま説明
- 店の手間
- 1≧2>3
1は手間がかかり、3は手間がかからない
- 味の安定
- 1≧2>3
1は安定した味・お店の味で提供できる。2も安定した味・お店の味で提供できるが一杯目と二杯目の味が変わる。3はお客様まかせになる
カフェや飲食店へのおすすめは?
- フルサービスのカフェ
- 「1」が断然おすすめ
「2」と「3」はコンセプト次第
- 接客重視、お客様とコミュニケーションをとりたいカフェ
- 「2」がおすすめ
「1」もあり
- セルフサービスのカフェ・ベーカリーカフェやケーキ屋のイートン
- 手がかけられない店は「3」
手がかけられるなら「1」がおすすめ
- スイーツカフェ・サンドイッチなどが主のベーカリーカフェ
- 「1」がおすすめ
ドリンクに手がかけられないのなら「3」も可
- 紅茶専門店・紅茶カフェ
- コンセプトによって「2」か「1」
「3」はおすすめしない。
- レストラン・飲食店
- 「1」の一択
「2」「3」はおすすめしない。