
紅茶、一人分の分量は?
以前に、カフェの紅茶「ティーカップで提供する?」or「ティーポットで提供する?」という投稿をしました。似たような内容ですが、違う切り口で紹介します。
紅茶は1ティーポットが一人分
紅茶は、1ティーポット(ティーカップ2~3杯分:300cc程度)が一人分です。
茶葉4~5gに対して湯量300ccで抽出するのが、一人分の目安です。
- エスプレッソは、30ccが一人分
- 紅茶は、300ccが一人分
- コーヒーは、150ccが一人分
僅か30ccのエスプレッソを「少ない!」というのは野暮なことではないでしょうか。
コーヒーのエッセンスが凝縮したエスプレッソは30ccが適正量。食べ物と飲むのではなく、エスプレッソを楽しむわけですよね。
ライトな味わいの紅茶はゴクゴクいける。フードと一緒がスタンダードな楽しみ方。カップ一杯では物足りません。
紅茶は、1ティーポット(300cc~)が一人分なのです。全人類とはいいませんが、多くの紅茶好きにそう思ってよいでしょう。
コーヒーのカップ一杯(150cc)に引っ張られ過ぎ
コーヒー一杯の分量は150cc程度。コーヒーカップ一杯分ですね。
このイメージに引っ張れている人が多いようです。コーヒーもカフェオレも紅茶も同じような分量を適正と考えるんですね。前述のように「エスプレッソは少なすぎる・もの足りない」といったり、「なんで紅茶は二杯もあるの!」と半ば怒っているがいたりしますからね。
正しい、間違いとは違いますが、「コーヒー一杯の分量150cc程度が一人分」という考えは、時代に合っていないと思います。エスプレッソやスタバなどのサイズを選べるコーヒーが普及したのも一因です。
とはいえ、お店ごとに考えがあるわけですから、お店のメニューは、紅茶一人分100ccであっても、500ccであっても問題はありません。カップ一杯で提供するのもアリです。
どの分量を一人分と考えるのかは、お店のコンセプトやターゲットにより変わります。キチンとした考えを持ってやっているのであれば、それが正解。邪道も王道もありません。
一般的にはというか、多くの紅茶好きが考える「紅茶一人分の分量の目安は、1ティーポット(ティーカップ2~3杯分:300cc程度)だということです。