クラフトコーラの作り方
こんにちは。紅茶専門店ティークラブの堀内です。美味しいものが好き、特に飲み物に興味津々なgeek-drinkです。
ここ数年クラフトコーラ(手作りコーラ)がゆるやかに人気ですね。特に2021年は東京オリンピックがあるせいなのか人気が沸騰しているようです。スポーツ観戦といえばコーラなんですかね…。
そんなクラフトコーラを比較的簡単で、それでいてなんちゃってはないレシピを紹介します。
クラフトコーラの材料
- シナモンスティック・・・2本
- カルダモン・・・3g
- クローブ・・・3g
- 国産レモン・・・1個
- 甜菜糖・・・150g
- 黒糖・・・150g
- 水・・・350cc
- 無糖炭酸水・・・適量
クラフトコーラの作り方
- レモンは薄切りにする。シナモンスティックの紙をはがず
- すべての材料を鍋に入れ加熱する。途中で混ぜて砂糖を溶かす
沸騰したら1分くらいグツグツと煮て火を止める。蓋をして冷ます - 冷めたら密閉容器に移し替え、冷蔵庫に保存しスパイスの香りを移す
一晩経ったらスパイス類を濾してシロップの完成 - 氷を入れたグラスに炭酸水を注ぎ、コーラシロップを注ぐ(※逆の順番で注いでもよい)
軽く混ぜてでき上がり
クラフトコーラの材料について
- スパイスが味の決め手
- バニラビーンズで本格派に
- 砂糖の種類は好みでOK
スパイスが味の決め手になりますから、なるべく質が良いモノを使いましょう。ナツメグ・ローリエ・生姜・八角などを加えてもよいでしょう。生姜を足すとスパイシーさが増すがジンジャーエールに近づく。八角を足すとオリエンタルさが増す。(今回は八角をプラスしています)
今回のレシピはバニラビーンズを入れていませんが、バニラを入れると甘い香りが増してより一層コーラっぽくなります。
砂糖は好みのもので構いません。甜菜糖の代わりにきび砂糖やグラニュー糖でも構いません。黒砂糖を入れないと色の浅いコーラになります。逆に全量を黒砂糖にすると、やや黒砂糖風味が目立ち過ぎると思います。好みですが…。カラメルソースを入れて色を濃くする方法もあります。
なお、オレンジはレモンよりも甘みが増すので入れたいのですが、夏場は国産オレンジがないため外しました。国産オレンジ出回る時期に作る場合は、オレンジをプラスしてみてください。
クラフトコーラ作りのヒント
数十分煮る、半量程度まで煮詰めるなどの方法もありますが、夏場に長る煮るのはしんどいですよね。そこで短時間煮て「冷ます」「冷蔵庫で一晩保存」この間にゆっくりとスパイスの風味を移す方法にしました。
時間をかけてスパイスを抽出方法ですから「氷水で冷やしてすぐに使う」などはしないでくださいね。
- シロップの保存期間
- レシピ通りに作り、衛生的に使えば、冷蔵庫で2週間くらい保存できます
ただし、砂糖の分量を減らすと保存性が弱まるので注意してください。甘さ控えめにしたい方は、炭酸水で割る際にシロップを少なめにしてみてください。
- 注ぐ順番
- 炭酸水→シロップの順に注ぐと混ぜが少なくても馴染むため炭酸水がとびにくい。味の面でおすすめ。
- シロップ→炭酸水の順に注ぐと二層に分かれ、グラスの上部で炭酸水がはじけるのが見えます。しっかりと混ぜてからお召し上がりください。見栄えがよい。
ホットコーラもおつです
お湯で割ればホットコーラも楽しめます。
冬場にカラダを温めるスパイスドリンクとして飲むのもおすすめです。国産オレンジが出てきたらグラスにオレンジスライスとシナモンステックを入れて、バンショー風のホットコーラはいかがですか?
甘くスパイシーなクラフトコーラ
スパイスたっぷりのクラフトコーラは、暑い季節にピッタリ。冷たく飲んでもカラダを温めるスパイスの力で夏の冷え防止と夏バテ予防も期待できるかも…。甘みはあるので飲み過ぎ注意!カラダによい推しではありませんから、美味しそうだと思ったら作ってみてください。