紅玉リンゴのタタン風ケーキ
こんにちは。紅茶専門店ティークラブの堀内芳昌です。
紅玉リンゴのタタン風ケーキ。私の好きなケーキです。上質な紅茶を合わせれば最高潮の美味しさです。
紅玉リンゴのタタン風ケーキ
タルトタタンのようにキャラメルで煮たリンゴを敷き詰めてケーキ生地をのせて焼いたケーキを「リンゴのタタン風ケーキ」と呼んでいます。
「アップサイドダウン」と呼ばれるケーキの仲間ですが、違いは生地の部分の柔らかさと果物の分量。
アップサイドダウンケーキは生地の部分がパウンドケーキタイプでしっかり目のものが多いのですが、「リンゴのタタン風ケーキ」は生地がホロリと柔らかめ。煮てから焼いた柔らかいリンゴの柔らかさに合わせています。
アーモンドプードルを小麦粉よりも多く入れる私の好きな配合。スポンジようなフワフワではなく、しっとりホロっとしたバターケーキ生地です。しっとりジューシーで柔らかいリンゴとよく合います。
手間が結構かかるのでレシピの紹介は割愛します。自分で作るよりも誰かに作ってもらうと嬉しいケーキかもしれませんね。
私は作ることが好きなので作りますが、作る楽しさよりも食べる美味しさが上回るケーキのような気がします。
リンゴのタタン風ケーキの冷めたて。冒頭の写真は紅玉の皮と芯を水と砂糖で煮詰めたジャムをぬったもの。赤くきれいな色合いになりますが、リンゴの形が分かりにくいのが玉に瑕です。
なお、アップサイドダウンケーキは、それはそれで美味しいと思っています。好きですし、たまに作ります。「リンゴのタタン風ケーキ」は別のもですね。
それではまた。