ティークラブの人気メニューの一つ「フレッシュアップルティー」。フルーツティーよりも美味しいという声多数あります。
人気のフレッシュアップルティーに使うリンゴについてお話します。
リンゴの種類
アップルティーには、甘みが強く、酸味が弱いリンゴがむきます。
「王林」が最適です。
王林はリンゴの中で糖度がトップクラスに高く、酸味が弱い。香りが強い。香りが良く、自然な甘みが出たアップルティーができます。
「黄王」「金星」「とき」などの黄色いリンゴは、甘みが強く、酸味が弱いのでアップルティーに向くものが多いです。
赤いリンゴでは「フジ」「シナノスイート」「陽光」などが甘みが強く向いています。
酸味が強いと紅茶が渋くなる
「秋映」や「アルプス乙女」のように甘みも酸味も強いものは、紅茶の渋みと相まって渋みを感じます。使いにくいです。
甘みと酸味が強い代表的な品種「紅玉」は、このレシピにはむきません。
もったいないと思うかもしれませんが、「食べて美味しいリンゴほど、美味しいアップルティーができます」。食べてハズレだからアップルティーしちゃおう!はおすすめしません。
リンゴのサイズ
同じ品種でも大玉のほうが甘い場合が多いので、適度に大きめのサイズを選んだほうが甘みと香りのよいアップルティーになります。
王林やフジでも小さいサイズのものを選ぶと、甘みが今一つで酸味が強かったりします。
重さを言っても買う時には分かりませんが300g以上(400g前後)がいいでしょう。下記の画像の場合、左から200g、260g、370g。左から2つは焼きリンゴ用。右をアップルティーに使いました。
紅茶教室の時にちょっと大きめのシナノスイートを買ったら450gありました。とっても甘くてジューシーで美味しいアップルティーができました。
アップルティーのリンゴの分量
紅茶1ポット=300ccに対して「リンゴ:100~150g」
2ポット分作ったほうが美味しいので「600ccに対してリンゴ:200~300g」
画像のリンゴなら一番右を使い「2/3~3/4個分(246~277g)」
450gくらいの大きなリンゴなら1/2個(約225g)でOK。ぜいたくに使うなら2/3個(約300g)
リンゴを多めに使ったほうがリンゴの甘みも香りも出るので美味しくなります。折角作るのならケチらず多めくらいに使うことをおすすめします。ただし、ティーポットのサイズとの兼ね合いで紅茶が注げないようでしたら加減してください。