美味しい紅茶のいれ方・セブンルール4「分量を間違えない」
ほとんどの商品にいれ方、分量の目安が書いてあると思います。まずはその分量を参考にしてください。
商品に書いていない場合は、「茶葉=4~5g(ティーメジャー一杯またはティースプーン二杯)」・「湯量=300cc」で300cc用のガラス製ティーポットを使っていれてみてください。
ティークラブおすすめの分量
- ストレートティー
- 茶葉:4~5g(ティーメジャー1杯)
湯:300cc
- ミルクティー
- 茶葉:6~8g(ティーメジャー1杯半~2杯)
湯:300cc
- アイスティー
- 茶葉:6g(ティーメジャー1杯半)
湯:300cc
「茶葉の分量」と「湯量」の両方を意識する
茶葉の分量は気にするけど、湯量にまで気が回っていない人が多いようです。茶葉を正確に計っても、湯量がブレたら台無しです。
特に陶器のティーポットは、湯量が分かりにくいので注意してください。
目分量かデジタル秤か
茶葉や湯量を量る方法は、目分量(スプーンを使うのも目分量)か、デジタル秤で量るかの2つがあります。
どちらでも構いません。好きな方法で量ってください。
「秤で量るなんて!」という人がいる、一方で、「目分量では不安」という人がいます。「デジタル秤で量るのは面倒」という人がいるかと思えば、デジタル秤を手間と感じないがいます。好みの問題なので、好きな方をお使いください。
ティークラブのお客様の中にも「ティーメジャー派」と「デジタル秤派」がいます。
ちなみに私はどちらも使います。時と場合により使い分けています。
湯量のはかり方
湯量を量る方法は2つあります。
- 目分量で量る
- デジタル秤で量る
目分量でいれる場合
- 300ccの水を計量する
- 空のティーポットに1の水を入れる
- 湯量の目安(水位)を覚えておく
- 紅茶をいれる時に覚えておいた目安まで湯を注ぐ
頻繁に紅茶をいれる人は、一度目安を覚えれば大丈夫でしょう。たまにしか飲まない人は、湯量の目安を忘れれないように注意しましょう。もし忘れてしまったら、もう一度300ccの水で目安の確認をしてください。
不安な人には「ガラス製ティーポット300cc用」がおすすめです。手軽に使え、目分量でも湯量を間違いにくいから安心です。
デジタル秤で量る場合
- 温めたティーポットに茶葉を入れる
- ティーポットをデジタル秤にのせ、目盛りをゼロにする
- 290~300gまで湯を注ぐ
キッチリ300ccでなくてOKです。
途中までは普通に勢いよく注ぎ、最後だけ少しゆっくり注ぎ調整しましょう。
茶葉のはかり方
茶葉を量る方法は2つあります。
- 目分量:ティースプーンやティーメジャーで計る
- デジタル秤で計る
紅茶をいれることに慣れている人はどういう方法でもOKです。例えば「手づかみ」だっていいのです。分量が正しくは計れれば何でも構いません。
慣れていない人は「道具」を使いましょう。「ティーメジャー」または「デジタル秤」がおすすめです。
ティーメジャーのすくい加減の目安
デジタル秤で量る
「ティーメジャー(目分量)」と「デジタル秤」どちらを使うのかは、好みで考えてください。
「秤で量るなんて!」という人がいます。一方で、「目分量では不安」という人がいます。「デジタル秤で量るのは面倒」という人がいるかと思えば、デジタル秤に手間と感じないがいます。好みの問題なので、好きな方をお使いください。
ティークラブのお客様の中にも「ティーメジャー派」と「デジタル秤派」がいます。
ちなみに私はどちらも使います。時によりますね。デジタル秤が面倒とは一切思いませんが、自分用を一人分入れるような時は目分量でいいと思います。
デジタル秤を使う人は、湯量もデジタル秤で量ると安心です。
さじ加減
「さじ加減」という言葉があるように、紅茶をいれるのに神経質になる必要はありません。また、好みに合わせて多少加減してください。家庭で紅茶をいれる場合は尚のことです。
そもそも、一般的に美味しいと感じる分量を「茶葉4~5g」と言っている時点で案外アバウトですからね。「4g」と「5g」って結構違いますから。大きく違ったらダメですが、だいたい合っていればOKです。
もちろん、キッチリするのはよいことです。キッチリしたい人は正確に量る、デジタル秤で量る、0.1g単位で量るはOKです。キッチリやればブレずに美味しい紅茶がいれられるのは間違いありません。
なお、薄くなったらどうしようもないので、迷ったら濃いめにいれましょう。濃い紅茶は湯で割ったり、ミルクを入れたりすれば美味しく飲むことができるからです。
【さいごに】
「分量を間違えない」は、美味しい紅茶をいれるためにとても重要なことですが、神経質に気にする必要はありません。
実のところ、分量を正確にしても、一杯分の紅茶をいれたり(セブンルール3)、ティーポットが違っていたり(セブンルール2)など、他のセブンルールが守られていなければ、美味しい紅茶にはなりません。
もっと言えば、美味しい紅茶のセブンルールの他の6つが守られていれば、分量が多少違ってもそれなりに美味しい紅茶になります。紅茶の味味が濃いか薄いかというだけですからね。
紅茶は気軽にいれましょう。大切なことは「茶葉の質・好み」と「慣れ」です。実にシンプルなことです。