コクがある、濃い味わいの紅茶を飲みたいかたにおすすめの紅茶は、「アッサムCTC」です。
アッサムCTCは、他の種類の紅茶に比べ「コクがあり、紅茶の味が濃いけど、癖がなく、渋味がまろやかな紅茶」だからです。
濃いけど癖はなく、紅茶らしい味わいのストレートティー、コクのあるまろやかなミルクティーを飲むことができます。
フルボディー・重口・濃口などの表現ができますね。
CTCとフルリーフ(ホールリーフ)
アッサム紅茶は、大きく2つのタイプに分けることができます。「CTC」と「フルリーフ」です。
- CTC=丸い粒状になった茶葉
- フルリーフ=茶葉の形状が残った茶葉
アッサム紅茶は、全般的にコクがありまろやかですが、CTCはより一層コクが強く濃い味わいです。
人によってはCTCは、「ミルクティー用」と考えてしまうくらいに味が濃いです。けれども、上質なCTCは、ストレートも十分に美味しいんですよ。
フルリーフのアッサムは、コクはありますがCTCに比べるとやや軽やかでまろやかです。香りが良くストレートで美味しくいただけます。ミルクティーも美味しいのですが、CTCに比べると軽やかです。
味の好みは人それぞれですが、コクや濃厚な味わいを求めるのであれば、アッサムCTCが一推しですね。
アッサム紅茶はピンキリある
一口にアッサムティーといってもピンからキリまであります。
全般的にコクのある紅茶ですが、スーパーなどで売られているアッサムは、それほどでもない可能性が高いです。このページでお伝えしているほどのコクや濃厚さは期待しないほうがよいでしょう。セイロンティーなどに比べたら、コクがあるとは思いますが…。
紅茶専門店の茶葉は、ほとんどがアッサム茶葉100%です。一方、安価なアッサム紅茶は、アッサム茶葉100%ではなくて、アッサム茶葉と他の茶葉をブレンドしているものが多いからです。アッサム茶葉の質の差もありますが、ブレンドによって飲みやすくはなりますが、個性は弱まってしまいます。
もちろん、どちらを好むかは自由。人それぞれの好みによりますし、人にはそれぞれ事情があります。
コクのある濃厚な味わいの紅茶を飲みたいかたは、紅茶専門店のアッサムCTCをおすすめします。