ティーバッグ、3つの間違い
- ティーバッグ=低級品
- ティーバッグ=低品質
- ティーバッグ=美味しくない
ティーバッグは、「低級品」「低品質」「美味しくない」と思っている人が多いのですが、すべて間違いです。間違いというか勘違いですね。
一つずつ説明します。
ティーバッグ=低級品
ティーバッグの紅茶を作るには、「茶葉+ティーバッグの資材」が必要です。
- ティーバッグ=「茶葉代+ティーバッグの資材代+加工の手間賃」+その他経費
- リーフティー=「茶葉代」+その他経費
「茶葉代」+「ティーバッグの資材代」+「加工の手間賃」となるので、リーフティーよりも高値になります。
実は、「ティーバッグは割高」なのです。
ティーバッグは高級品とは言いませんが、リーフティーより高い。多くの人が勘違いしていることです。
「でも、ティーバッグって安いですよね?」と思うかもしれませんね。
「茶葉+ティーバッグの資材代+加工の手間賃」ということを考えれば、スーパーなどで販売されるティーバッグが安価なのは、使われている茶葉自体がそーとー安価だということです。その他の資材も安価でなければ、低価格のティーバッグは実現できません。
ティーバッグ=低品質
ティーバッグの中は、紅茶(茶葉)です。
インスタントティーではないし、特殊な茶葉でもありません。
つまり、ティーバッグの中の茶葉の質がよければ、ティーバッグでも高品質だし、ティーバッグの中の茶葉の質が悪ければ、その商品は低品質になります。
ティーバッグだから質が悪いわけではありません。ティーバッグと紅茶の良し悪しは関係ないのです。
ティーバッグ=美味しくない
前述のように「ティーバッグの中は紅茶(茶葉)」品質と同じようにティーバッグだから美味しくないわけではありません。
ティーバッグの中の茶葉の質がよければ美味しい。
ティーバッグの中の茶葉の質が劣れば美味しくないということです。
ティーバッグ、リーフティー関係なく美味しい紅茶を飲みたければ、質のよい茶葉かお気入りの茶葉を選ばなければいけません。
いれ方のポイントは、ティーバッグもリーフティーも同じ。なぜなら、同じ紅茶だからです。
ティーバッグは優れもの
実は、慣れていない人の場合は、ティーバッグのほうが美味しくいれられる可能性が大です。
ティーバッグは茶葉の計量ミスがないからです。
リーフティーの場合、慣れていない人は、茶葉を計る時にミスをする可能性があります。しかし、予め計量してあるティーバッグなら茶葉の計量ミスはありません。湯量さえ間違えなければ、美味しい紅茶はもう目の前です。
茶葉がキチンと計量されているティーバッグは、初心者やたまにしか紅茶をいれない人の強い味方。ティーバッグは優れ物なのです。
ティーバッグもリーフティーも同じ紅茶です。
ティーバッグだからよいとか悪いとかはありません。しいて言うなら「ティーバッグは割高」。コスパ重視ならリーフティー。
ティーバッグを「別物」のような扱いにするのではなく、紅茶を飲むシーンによって使い分ければ、紅茶の楽しみが広がるのではないでしょうか。