「英国式アフタヌーンティーの世界」を読みました。

「英国式アフタヌーンティーの世界」を読みました。

「英国式アフタヌーンティーの世界」藤枝理子著を読みました。

とてもよかった。期待以上によかったです。

2021年に発刊されているのでアフタヌーンティーやヌン活が流行ってからの著となりますが、上辺だけ知りたい人にも詳しく知りたい人にもいい感じのバランスになっているのではないでしょうか。

藤枝理子さんの本は他にも読んだことがありますが、本人が前に出過ぎず、それでいて行動や経験に基づく意見を話しているので、とても信頼のできる方だと思っています。

他人の考えや意見に対する見識が素晴らしくて、見習わなければいけないなと思います。謙虚でいて自信も感じます。

私はついつい自分の意見が正しいと考えがちですが、逆に他人の意見に流され過ぎだったり、へりくだり過ぎだったりする人も多いですからね。バランスは大事ですね。

自分の考えは正しいと思っていますが、それだけが正解ではない。正解はいくつもあります。もちろん、不正解もいくつもある。私はティークラブのお客様にとっての正解を見つけ、伝えていますが、他の正解や考えにも触れることで考えが深まります。

また、英国式アフタヌーンティーの世界は、その名の通り「英国式」です。ティークラブは、英国紅茶というわけではありません。日本の家庭で日常に美味しい紅茶を飲んでいただくために日々励んでおります。英国紅茶とは考えの違うこともしばしばあります。だからこそ、王道的な英国紅茶に触れるのは大切だと痛感します。

「英国式アフタヌーンティーの世界」は私とは目指す世界も違うし、考えの傾向も違うタイプの人が書いた本です。けれども、とても勉強になり、気持ちが上がる本でした。

「最高のアフタヌーンティーの作り方」を読んだ後はソロアフタヌーンティーをしたくなりましたが、「英国式アフタヌーンティーの世界」を読んだら4人くらいで社交のアフタヌーンティーがしたくなりました。

レコードプレーヤーのスイッチを入れることはなくなりましたが、いつでもどんな時でも紙の本は素晴らしい世界に導いてくれます。

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