はじめまして。紅茶専門店ティークラブの堀内芳昌と申します。
簡単な自己紹介と仕事やサイト運営に対する気持ちを綴ります。
簡単な自己紹介
1964年東京都生まれ→埼玉県→神奈川県→広島県在住/実家は長野県
埼玉県の高校を卒業後、調理師専門学校にすすむ
飲食店に勤めた後にアパレル業に転職。メンズ・レディースのファッション販売をし、数店舗で店長を務める
カフェの責任者として開店から携わり3年ほど運営
退社後、広島に転居し結婚を機に現在の紅茶関連の仕事を営む
夫婦経営の自営業
紅茶の通信販売・業務用紅茶の販売・紅茶教室・イベントなどを行う傍ら、通信講座の講師や専門学校で紅茶と調理実習の講師を行う
いれ方が心配で紅茶が買えない
私の紅茶歴はかれこれ40年以上、仕事で紅茶に関わってから20年以上が経ちました。現在の紅茶の仕事をはじめて数年が経った頃から以下のような声を聞くことが増えました。
- 高い茶葉やよさそうな茶葉を買っても、美味しくいれられない
- 気になる紅茶に出会っても、買いたい茶葉があっても、いれ方が心配で躊躇してしまう
- 紅茶は好きだけどティーバッグしかいれたことがないから、茶葉だといれ方が分からない
私は紅茶の仕事をする前から自分で紅茶を買って飲んでいましたが「いれ方が心配で紅茶が買えない」なんて思ったことはありませんでした。
なので、好きで紅茶を買おうとする人、ましてや通販で紅茶を買おうとする人にいれ方が心配という不安があるとは思いもしませんでした。自分が紅茶好きなのが仇になったのかもしれませんね。
お客様の声を聞くように心掛けてから、私が気づいていない不安があったり、思ってもいないことに悩んでいたりする人がいるのを実感しました。
紅茶を手にしたお客様が美味しく飲んでHappyになるまでが仕事
美味しい紅茶を買いたい人の中に「いれ方が心配」と考える人が多いのと合わせて「溢れる紅茶の情報に流される人」が多いことにも気がつきました。情報過多によって、より一層不安が増しているようです。
この頃から
紅茶を売ることが仕事なのではなく、質のよい紅茶を仕入れ販売するのはもちろんのこと、『 “紅茶を買う前の情報をキチンと伝える” から “紅茶を手にしたお客様が美味しく飲んでHappyになる” までが仕事なのだ。』と考えるようになりました。
日々の暮らしの中で美味しい紅茶を気軽に楽しんで欲しい
「ハレの日の紅茶」や「水分補給のために飲む紅茶」、「趣味のこだわり紅茶」などもよいと思います。「流行りにのる」のも「世界一の紅茶を求める」のもよいでしょう。「消去法で何気なく紅茶」だってもちろんありです。けれども
私は常々『日々の暮らしの中、忙しい日常の中で“美味しい紅茶” を “気軽に” 楽しんで欲しい』と思っています。
なぜなら、お気に入りの紅茶や美味しい紅茶を飲むと元気になれたり、癒されたりするからです。そして、そんな声をたくさん聞くからです。
一杯の紅茶で元気になったり、癒されたりするのは、日々の暮らしの中でこそ意味を持つのです。
世界一の紅茶や流行りモノは、その時にはアガるかもしれないけど、日常的なことではないでしょう。逆に、手軽さや価格を最優先させたら、元気の源にはなりません。
紅茶が日々の暮らしの中の元気の基になるためには、味はもちろんのこと、手軽さや価格や紅茶の優先順位などのバランスが大切ではないでしょうか。
そのために、真摯に紅茶に向き合い、質の良い紅茶を提供します。
自分好みの茶葉を見つけやすいような情報を紹介します。
正しく気軽な紅茶のいれ方と暮らしの中で紅茶を楽しむヒントを紹介します。
なお、紅茶の情報はオンラインショップ内のTeaClubMagajineで詳しく紹介しています。当ブログとオンラインショップ・ティークラブマガジンを合わせてご覧いただくとより一層お楽しみいただけるでしょう。
紅茶を楽しむブラウンベイク
紅茶は単独で飲んでも美味しいのですが、スイーツやパンなどの「紅茶のお供」があるとより一層楽しむことができますよね。美味しい紅茶と美味しいスイーツがあれば、素晴らしいティータイムを過ごせるでしょう。
そんな紅茶のお供の中でオーブンで焼いたものを主に紹介するのがブラウンベイク。その名の通り「茶色く焼いたもの」です。スコーン、バナナブレッド、キャロットケーキ、レモンケーキなどの素朴で味わい深い焼き菓子と季節を楽しむ焼き菓子を主にしています。
「創作レシピの備忘録」として、あり合わせの材料で思い付きで作るレシピもあります。これに関しては自己満足優先で「こんなことやってみたした」という紹介です。
その一方、ベーシックなレシピは、家庭で作ることティータイムを楽しむことを考えてレシピをまとめています。「手軽さと美味しさのせめぎ合い」です。家庭で美味しいお菓子を焼きたい方のお役に立てれば嬉しいです。
最後に、繰り返しになりますが、
私は日々の暮らしの中で良質な紅茶を気軽に楽しんで欲しいと思っています。忙しい日々の暮らしの中で「一杯の紅茶に癒され、一杯の紅茶でHappyになる」こんな人が増えることを願っています。
末永くよろしくお願いいたします。
堀内芳昌