前の記事で「新しい紅茶の飲み方「常温ティー」はいかがですか?」を紹介しました。
今回は「常温ティー」の作り方を紹介します。
常温ティー作りのポイント
- 良質の茶葉を使う
- 熱湯抽出
- 紅茶を濃くいれて、蒸らし時間は短くする
- 茶葉と湯量の比率で【1.5倍の濃さ】通常4g→6g
- 蒸らし時間は【70%程度】通常3分→2分
- ティーポットを大小2つ使い、アイスティーベース(常温ティー)を作る
常温ティーの材料と道具(2グラス分)
- 茶葉・・・6g(どの茶葉でもOK.ディンブラ、アールグレイ、ピュアダージリンがおすすめ)
- 湯・・・300cc
- 氷・・・120g(~130g)
- ティーポット(大小2つ)←ポイント
- 茶漉し/・バースプーン/・タイマー/・カラフェ
常温ティーの作り方 Step1~Step4
Step1=基本通りの手順、ポイントでホットティーを作る
基本のホットティーのいれ方で、紅茶をいれる
- 茶葉・・・6g
- 湯量・・・300cc
- 蒸らし時間・・・2分(~3分)
ホットティーに対して
茶葉量は【1.5倍】にする
湯量は【同じ】
蒸らし時間は【2分(~3分】にする
ピュアダージリンティー=3分/アッサム・ウバ・ディンブラ・キーマン・アールグレイ・キャラメル=2分
Step2=氷を入れた別のポットに茶葉を濾し、移し替える
ガラス製ティーポット500cc用に氷を120~130g入れる
蒸らし終わったら、氷を入れたポットに茶葉を濾しながら移し替える。
茶漉しを使って一気に移す。
ガラス製ティーポットの茶漉しは湯の抜けが遅いので、別の茶漉しを使う。
Step3=かき混ぜて氷を溶かし冷やす
120~130gの氷が溶けたら常温程度になっているはずです。
※アイスティーベースと同じ状態
Step4=グラスに注ぎ完成
氷を入れないグラスに注げば【常温ティー】の完成
氷を1~2個くらい入れてかき混ぜると、氷がほぼ溶けて【やや冷えティー】に…。
氷をたっぷり入れたグラスに注げば【アイスティー】になります。
常温ティーの保存期間
常温ティーのでき上がり量は、大きめグラスで1.5杯分。小さめグラスで2杯分。
一度で飲みきれない分は、保存することができます。
保存時間は、暑くない室温で5~6時間まで。2~3時間程度だと思っていただくと安全です。保存できるといっても、朝作って夜までとか、午後に作ったものを翌日までとかはダメですよ。
1杯飲んで、残りは数十分後に飲む。とか、ちょっと出かけて1時間後に飲む。そのくらいのイメージがおすすめな飲み方です。
作ってすぐにマグボトルに保存して衛生的に飲めば、半日くらいはイケます。
最後に…
「紅茶を常温で飲む」選択肢は、多く人が持っていないはず。
知らないから飲んでいない人もいるのではないでしょうか。
夏場に熱い紅茶は飲みたくない。冷たい飲み物は苦手という人は、「常温の紅茶」はいかがですか。
なかなか乙な味なので、ぜひ試してみてください。