アイスティーは、レシピ通りに作れば、どんな茶葉でも作ることができます。多少のむき不むきはありますが「アイスティー用の茶葉」があるわけではありません。好みの茶葉がある方は、好みの茶葉から試してみてください。
この投稿では、茶葉の種類に詳しくない人や茶葉の好みがハッキリしない人のために「アイスティーの作りやすさ」「アイスティーの味」を加味して、アイスティーにおすすめの紅茶の種類を紹介します。
ストレートアイスティーには「ディンブラ」or「アールグレイ」
水色、味、香りのバランスがＮＯ１【ディンブラ】
ディンブラは、癖がなく飲みやすく、どなたにも好まれる味です。濁りにくくアイスティーの色も美しい。ストレートアイスティーには、まずはディンブラをおすすめします。
香りと余韻が群を抜く【アールグレイ】
紅茶は冷たくすると香りが弱くなりますが、アールグレイはアイスティーでも香りが残ります。中でも、飲んだ後に喉の奥から鼻に抜ける余韻が他の紅茶にはない特長です。
ホットのアールグレイは苦手な人でも「アイスティーは、アールグレイでないと物足りない！」という人がたくさんいらっしゃいます。アイスのティーの味や香りだけでいえばアールグレイが一番のおすすめです。
ただし、アイスにしても「とにかく、アールグレイは無理！」というかが一定数いるので、好き嫌いは分かれます。
万人向きシンプルな美味しさはディンブラ。好き嫌いは分かれるが風味のよさならアールグレイです。
アールグレイのアイスティー
他の茶葉のストレートアイスティー
「アッサムCTC」や「ピュアダージリン」「ダージリンファーストフラッシュ」「キーマン」でも美味しいストレートアイスティーができます。贅沢なくらいに美味です。アッサムCTC、ダージリン、キーマンが好きな方は、それぞれの茶葉でアイスティーを作ってみてください。
ただし、アッサムとダージリンのアイスティーは、やや濁りやすいのが難点です。水質の影響もあるので、地域によっては何度作っても濁るかもしれません。濁らない地域もあるでしょう。
キーマンは濁らず味わい深いアイスティーができます。実は、キーマンはアイスティーが作りやすい茶葉です。キーマンが好きな方は、ぜひアイスティーも試してみてください。
ウバのアイスティーは、渋味が強いのでやや飲みにくいです。ホットと同じですね。キャラメルティーはアイスミルクティーがおすすめ。ストレートアイスティーはよさがでません。
キーマンのアイスティー
アイスミルクティーには「アッサムCTC」「アールグレイ」
- アッサムCTC
- アールグレイ
アイスミルクティーには、ミルクティーにむく紅茶が向きます。ホットティーとアイスティーに大きな違いはないのです。
コクのある濃いめの紅茶になる「アッサムCTC」がイチ推し。アイスミルクティーの場合は濁りを気にする必要がありませんので、濃い味のアッサムがむきます。
次いで香りがよい「アールグレイ」。
アールグレイのミルクティーはホット同様に好き嫌いがあり、アールグレイはストレートオンリーという人とアールグレイのミルクティーが好きな人に分かれます。個人的にはとても好きな味です。
アッサムのアイスミルクティー
他の茶葉のアイスミルクティー
「ディンブラ」「キーマン」「キャラメルティー」もアイスミルクティーにできます。
ディンブラはアイスミルクティーもできますが、どちらかといえばストレートアイスティーむき。ベーシックなアイスミルクティーにはアッサムの方がおすすめです。
キーマンはストレートアイスティー同様に侮れません。タピオカミルクティーでアイスミルクティーに目覚めた方は渋みのないキーマンのミルクティーを試して欲しいです。
キャラメルティーは冷えてもキャラメルの香りが残りほどよい紅茶のコクがあるためアイスミルクティーに向きます。キャラメルティーのアイスミルクティーに白みつを加えた味は一度試してほしいです。
キャラメルティーのアイスミルクティー
すべての茶葉でアイスティーはできる。好みで選べばよい
どの茶葉でもアイスティーはできます。
好きな茶葉が決まっている方やアイスティーに慣れている方は、好きな茶葉から試してみてください。
好きな茶葉が見つかっていない方やアイスティー作りに慣れていない方は、この投稿を参考にためしてみてはいかがでしょうか。
レシピはできるだけ守ってください。それでも茶葉の質や水質、茶葉と水質の相性で濁る場合があります。その時は残念ですが茶葉をかえてみてください。
いずれにしても紅茶は嗜好品です。「飲んでみて、好きか嫌いか」でOK。いろいろな情報がありますが、情報に左右され過ぎないで、飲んでみて自分好みの茶葉をみつけてください。
あなたの好みの紅茶の一つがティークラブの紅茶であればとても嬉しいです。
アイスティーにむく紅茶の種類・むかない紅茶の種類を紹介します。...
