ダージリンファーストフラッシュのアイスティーの作り方を紹介します。
セカンドフラッシュ、オータムナル、ピュアダージリンティーも同じレシピでOK。季節を考えればセカンドフラッシュとオータムナルのアイスティーはあまり飲まないかもしれませんが、ファーストフラッシュとピュアダージリンのアイスティーは覚えておくと重宝するでしょう。
氷を入れたグラスに注げば「アイスティー」。氷を入れずにそのまま飲めば「常温ティー」として飲める『アイスティーベースを作る方法』で紹介します。
ファーストフラッシュのアイスティーのポイント
- 熱湯抽出
- 氷で急冷
- 茶葉量と蒸らし時間に秘訣アリ
- 一旦、常温まで冷やす
ファーストフラッシュのアイスティーの材料と道具
- ファーストフラッシュの茶葉(他のダージリンティーも同じ)・・・7~8g(ティーメジャー軽い山盛り×2杯)
- 湯・・・300cc(ガラス製ティーポット9分目くらい)
- 氷・・・130~140g
- ティーポット(大小2つ)
- 茶漉し/バースプーン/タイマー
ファーストフラッシュのアイスティーの作り方
- 基本通りの手順、ポイントでホットティーを作る
茶葉量、蒸らし時間にポイントあり - 氷を入れた別のポットに茶葉を濾しながら移し替える
- 素早くかき混ぜ一気に冷やす
常温まで冷えたらファーストフラッシュのアイスティーベースのでき上がり
ダージリンセカンドフラッシュ、ダージリンオータムナル、ピュアダージリンティーのアイスティーも同じレシピでOKです。
基本通りの手順、ポイントでホットティーを作る【Step1】
基本のホットティーのいれ方で、紅茶をいれる。
茶葉の量と蒸らし時間をアイスティー用に調整する。
ダージリンティーの茶葉量:4~5g(ホット) → 7~8g(アイス)
湯量:300cc(ホット・アイス共通)
蒸らし時間:4~5分(ホット) → 3分(アイス)
「1」温めたティーポットに茶葉を入れる。茶葉はティーメジャー軽く2杯。
「2」汲み立ての水を沸かし、沸騰直後の湯を注ぐ。湯量は300cc。ホットティーと同じ。
「3」蓋をして蒸らす。蒸らし時間は3分。
氷を入れた別のポットに茶葉を濾し、移し替える【Step2】
蒸らし終わったら、氷を入れた別のポットに茶葉を濾しながら移し替える。
茶漉しを使って一気に移す。
ガラス製ティーポットの茶漉しは、湯の抜けが遅いので、別の茶漉しを使うのがおすすめです。
ポットのサイズは、紅茶をいれたティーポットより大きめにしましょう。
素早くかき混ぜ一気に冷やす【Step3】
素早くかき混ぜ、一気に冷やす。氷が溶けたらアイスティーベース(常温ティー)のでき上がり。
【氷を計量しない場合】
ティーポットに氷をたっぷり入れる。
手でティーポットの側面をさわりながらかき混ぜる。
常温程度まで冷えたら、すぐに氷を濾しながら別の容器に移す。
ポイントは「常温まで冷やす」。冷やし過ぎないことです。
【常温とは】
ここでいう常温は15~20℃くらいを指します。厳密に考える必要はありませんから20℃前後と考えていただいても問題ありません。もっと簡単いえば「手で触ってややひんやりする」くらい。「ぬるい」と感じる温度よりは低いです。
常温のまま置けば、半日程度保存できます。
飲みたい時に氷を入れたグラスに注げば、アイスティーができ上がります。
ファーストフラッシュのアイスティー
香りがよく、旨味が多いダージリンファーストフラッシュは、アイスティーにしてもそのよさを十分に堪能できます。
水色も美しく、のど越しもよいので暑い季節にピッタリ。贅沢なアイスティーですね。
香りのよさをより一層楽しむのなら氷を入れない「常温ティー」がおすすめ。ほんのり冷たいダージリンティーは、熱々とも冷え冷えとも違った美味しさがあります。
ファーストフラッシュのアイスティーはとても美味しいのですが、一つ注意があります。アイスティーにすると渋みを感じやすいことです。
ダージリンティーに限ったことではありませんが、どの茶葉でも紅茶は冷たくすると渋みを感じやすくなります。ファーストフラッシュやダージリンティーの渋みが苦手な方はアイスティーにはしないほうがよいでしょう。
アイスティーの新しい楽しみ方としてダージリンファーストフラッシュのアイスティー、常温ティーはいかがでしょうか?