紅茶に合わせるものと言えば「甘いもの」が一般的ですが、塩気のあるものも案外イケます。
「チーズ×ローズジャム×紅茶」
「塩気と甘みを組み合わせて、紅茶と合わせる」これがなかなか乙なものです。
「チーズ×ローズジャム」は、何度もおすすめしているペアリングですが、セカンドフラッシュとよく合います。セカンドフラッシュを紅茶のシャンパンなどと言ったりもしますがチーズとシャンパンを合わせる感覚でしょうか…。
今年のセカンドフラッシュには、花のような香りは少ないのですがフルーティーな甘酸っぱさとローズジャムの香りのハーモニーは、大人の女性を虜にするかも…。
チーズの塩気とコク、ジャムの甘さとセカンドフラッシュのコクと旨味の食べ合わせは、違いの分かるオトナの男性に試してほしいペアリング。甘いケーキではない渋い組み合わせだと思います。
ペアリング
香りの弱い紅茶、コクの弱い紅茶でを合わせては、チーズに負けてしまいます。チーズやローズジャムのような「特徴のある食べ物には、特徴のないあっさりした紅茶を合わせる」と言う人がいますが「悪くはないけど、良くもない」と思います。
ペアリングとは、互いの特長を引き立てあったり、補い合ったりすることで、“より一層美味しくなる組み合わせ”のこと。
「口がさっぱりする」とか「味の邪魔をしない」が最優先ではないのです。
なので、「チーズ×ローズジャム×紅茶」のペアリングは、セカンドフラッシュがファーストチョイス。次でアールグレイかウバ、キーマン。もしくはミルクティーがおすすめ。どの茶葉を選ぶかは、好み優先ですが…。
チーズ×ローズジャムの組み合わせ
初心者向け
「クリームチーズ×ローズジャム」
シンプルな味のクラッカー、メルバトーストや薄切りのバゲットを軽くトーストしたものにのせてると食べやすいです。
セカンドフラッシュかアールグレイ、またはミルクティーによく合います。
中級者向け
「ブルーチーズ×ローズジャム」
トーストした薄切りのバゲットかライ麦パンにのせてください。
まさにシャンパン感覚。お酒の席にもGood.お酒を飲む人は、シャンパンか軽い赤ワインを。お酒を飲まない人は、セカンドフラッシュを合わせる。「粋」
セカンドフラッシュ、キーマン、ウバ、またはミルクティーが合います。
「ケーキと紅茶」ではないペアリング。大人なティータイムではないでしょうか。ローズジャムがあれば、市販品の組み合わせでOK.ぜひ、試してみてください。