※7月9日追記。濃い紅茶の場合は、甘くしても冷蔵庫に長時間入れると濁りました。通常の濃さなら大丈夫。詳しくは後述。
紅茶は冷たくすると濁りやすい。紅茶の質がよいほうが濁りやすかったりするものも難しいところです。
紅茶(アイスティー)を濁らないようにするためには、いくつかのやり方がありますが「甘くする」のは簡単な方法です。
「甘くしたくないんだよ!」という方もいると思いますが、今回は甘くする方法を実例を交えて紹介します。
常温では濁らないが、冷やすと濁る
下記の写真は、アイスミルクティー用に「濃いアイスティー」を抽出したもの。通常は「茶葉6g:湯300cc」で抽出しますが、「茶葉10g:湯300cc」で抽出しました。
右が常温の状態、左は氷を入れて冷やした状態です。
同じ紅茶液ですが、常温だと濁らない。氷を入れて冷やすと濁る。
甘くすれば濁らない
上記の紅茶に白みつを加え、氷で冷やしました。甘くしたら(糖分を加えたら)濁りません。
質の良い茶葉を使い、濃いめに抽出したアイスティーなので後ろがハッキリ透けるほどではありませんが、問題ない水色ではないでしょうか。
冒頭の写真も同じ紅茶です。氷はクリア見えていて、2番目の写真のような濁りはありません。
市販のペットボトルの紅茶のようなクリアさはなく、軽めの紅茶のアイスティーのような薄い水色ではありませんが、むしろ手作りのアイスティーの美味しそうな色合いに見えるように思います。
氷でしっかり冷やしても濁らないので、白みつを加えたアイスティーは冷蔵庫で冷やしても濁りません。※甘み(白みつ)が少なすぎると濁ることがあります。※長時間置くと濁ることが判明しました。後述。
甘くない無糖のアイスティーが飲みたい人や時には意味のない方法ですが、アイスミルクティーが飲みたい方などには有効です。「紅茶(アイスティー)が濁る」とお悩みの方は、甘くする方法も試してみてはいかがでしょうか?
前述のアイスティーに牛乳を加えてアイスミルクティーにしました。濃い紅茶+白みつ+牛乳のアイスミルクティーは、紅茶の味わいが豊かでコクがあり味わい深いです。
※追記/冷蔵庫に長時間入れると濁る
後日、同じように濃くして砂糖を入れたアイスティーを作りました。【茶葉10g:湯300cc】
氷で冷やした時は濁りませんでした。
その後冷蔵庫で保存しました。
2時間後に見た時はしっかり冷えていましたが、濁ってはいませんでした。
しかし、一晩おいて翌朝見たら濁っていました。牛乳をたっぷり入れてミルクティーにする分には一晩くらいの保存なら大丈夫ですが、見た目にはよろしくありませんでした。
甘くしても濃い紅茶の場合は、冷蔵庫に長時間保存するのは難しいです。
検証が甘いまま投稿していました。申し訳ありません。お詫びして訂正いたします。
なお、通常の濃さのアイスティー【茶葉6g:湯300cc】は、甘くすれば、一晩おいても濁りません。こちらは、何度も検証済です。