生姜と紅茶は体を温める効果のある食材として有名ですよね。生姜と紅茶を美味しく取り入れ体を温めるジンジャーチャイを紹介します。
ストレートの生姜紅茶よりもまろやかでコクがあり飲みやすいはずです。
朝起きて布団から出て…家から外に出て…ブルッとするような気候になったら「ジンジャーチャイ」はいかがですか?冬におすすめの紅茶の一つです。
ジンジャーチャイの材料と道具など
ジンジャーチャイの作り方 Step1~Step3
Step1=生姜の準備
生の生姜を皮つきのまま洗い水分をふき取る
「すりおろす」か「スライス」する。好みでどちらでも良い
- すりおろし=ティースプン一杯分程度(8~10g程度)
- スライス=太い箇所を5~6枚(10~15g程度)
「すりおろし」生姜の刺激的な辛みと風味がある。お腹から温まる感覚を実感。ぽかぽかする
「スライス」生姜の風味は十分に楽しめ辛みや刺激は弱い。じんわり温かい
「NG」
- でき上がりにすりおろした生姜を加える。温まるが辛みが強くミルクティーの美味しさが損なわれる
- ジンジャーパウダー。粉っぽく口当たりが悪い
- 市販のチューブの生姜。論外
一応アリだか、生の生姜がおすすめ
- 乾燥生姜(ドライジンジャー)。スライスのものならアリ(パウダーはナシ)。風味が弱いので分量を増やす。
- スライスして冷凍したもの。風味が弱いので分量を増やす。
Step2=牛乳と水を加熱、沸騰直前に弱火にし茶葉と生姜をいれる
ミルクパンなどの小さめの手鍋に牛乳と水を入れ加熱する。
火力は強火でも中火でも構いませんが、沸騰すると噴きこぼれるので、沸騰させないように注意する。
沸騰直前に弱火にし、茶葉と生姜を入れる。
Step3=かき混ぜながら2分くらい煮出す
噴き上がるような火力では強過ぎる。混ぜないでいるとまったく水面が動かないような火力では弱過ぎる。多少ブクブクし、混ぜれば噴かないくらいがちょうど良い加減です。
茶葉を入れた直後は、牛乳の白~ちょっぴりベージュがかったくらい。少しずつ紅茶のエキスが抽出され色が濃くなります。
美味しそうなミルクティーブラウンになったら抽出終了。2分が目安。
温めたカップに茶葉と生姜を濾しながら移してできあがり。
はちみつ、黒糖、グラニュー糖など、お好みの甘みを加えてお召し上がりください。
ジンジャーチャイにおすすの紅茶の種類
ジンジャーチャイにおすすめの紅茶の種類は、アッサムCTC が一推しです。ダントツです。
キャラメルティー、アールグレイが次いでおすすめ。少し個性が出ますが美味です。
さいごに
お気付きの人も多いと思いますが、ジンジャーチャイは、プレーンなチャイに生姜をプラスしただけ。作り方はとってもシンプル。
美味しく飲むためには、「生姜のエキスを煮出して濾す」のがポイント。
できがりに生姜を加え、生姜ごと飲むと、すぐに温まるが辛みが強く味は微妙…。ジンジャーチャイは、ミルクが生姜のからみをマイルドにし、甘みを加えるとまろやかで飲みやすくなります。
生姜の分量、すりおろしかスライスかは、好みで加減してください。
生姜多め、すりおろしにすれば、速攻性ありでぽっかぽかに…。お腹から温まるのを実感できるはず。生姜を少な目にするか、スライスにすればマイルドで、生姜と紅茶の風味を楽しめ、じんわりと温かくなります。どちらも◎。
寒いなと感じたら、手足の冷えを感じたら、「ジンジャーチャイ」はいかがでしょうか。