この記事では、夏場の新しい紅茶の楽しみ方として「1杯目はホットミルクティー、2杯目は常温ティー」の作り方や楽しみ方を紹介します。
1杯目は、濃い紅茶にたっぷりミルクの温かいミルクティー
2杯目は、もう一杯の紅茶に氷を入れて常温まで冷まして飲む
こんな飲み方を「令和の夏の紅茶の楽しみ方」に加えてみてはいかがでしょうか。
1杯目はホットミルクティー2杯目は常温ティーの材料
- 茶葉(アッサム・ディンブラ・アールグレイ)・・・6g(~8g)
- 湯・・・300cc
- 牛乳・・・適量(50cc程度)
- 氷・・・適量
1杯目はホットミルクティー2杯目は常温ティーの作り方
- 基本通りの手順、ポイントでホットティーを作る
茶葉:6g(1.5倍)/蒸らし時間:3分(通常通り) - 半分くらいを大きめのカップに注ぐ
ミルクを加え、好み分量の砂糖を加える。ミルクティーの完成 - 残りを大きめのグラスやマグカップなどに注ぐ
氷を加え室温程度まで冷ます。常温ティーの完成
1杯目はホットミルクティー2杯目は常温ティーのポイント
紅茶のいれ方は「黄金比ミルクティー」のいれ方
紅茶のいれ方は「茶葉を増やした濃い紅茶+たっぷりミルクの黄金比ミルクティー」。
茶葉量は6gがまずはおすすめ。夏場のミルクティーと常温ティーともにバランスの良い味わいになります。
「茶葉8g:蒸らし時間3分」はミルクティーはよいのですが、常温ティーが濁り気味になる、また、人によっては渋みを感じるかもしれません。
ミルクの温度
黄金比ミルクティーのいれ方では「ミルクは人肌程度に温める」をおすすめしています。たっぷりのミルクを加えるため、冷たいミルクだと紅茶がぬるくなるからです。
今回は夏の飲み方なので「冷蔵庫から出したばかりの冷たいミルク」がおすすめです。紅茶は多少ぬるくなりますが、暑い夏にはちょうど良いくらいです。熱々じゃない温かいミルクティーがいい塩梅です。
ミルクの分量
茶葉6g:40~50cc
茶葉8g:50~60cc
氷の分量
常温まで冷える程度の適量。70~80gくらい。
1杯目はホットミルクティー。2杯目はティーポットに残す
今回は二杯を注ぎ分けて同時にミルクティーと常温ティーを作りましたが、1杯目をミルクティーにして、2杯目をティーポットに残しても構いません。
ティーポットに残った紅茶は冷めていますから、氷を少し足せば常温ティーになります。ただし、茶葉を入れたままにしているため濃くなっています。濃さが気にならない方はそのまま飲んでいただければよいのですが、濃さが気になる方は水で割ってください。
「一杯目はストレートティー。二杯目をミルクティー」よりおすすめ
「一杯目はストレートティー。二杯目をミルクティー」という飲み方をご存知の方も多いことでしょう。
ストレートティーの濃さで紅茶をいれ、一杯目はストレートで飲む。ティーポットに茶葉を入れたまま残した二杯目・濃くなった二杯目にミルクを加えて飲む飲み方ですね。決して間違ってはいません。ストレートティーとミルクティーの両方で飲みたいという人もいるでしょう。
悪い方法ではなくアリなのですが、ティークラブでは、ストレートティーを飲む時は、一杯目も二杯目もストレートで飲む。ミルクティーを飲む時は、茶葉を多めにして濃い紅茶をいれ一杯目も二杯目もミルクティーで飲むのをおすすめしています。一杯目も二杯目も好みの味わいで飲めると思うからです。
「1杯目をミルクティー。2杯目をストレートティー」
「茶葉を増やして濃い紅茶をいれて1杯目も2杯目もミルクティー」の応用編として、2杯目もしくは3杯目を湯で割ってストレートティーという飲み方も紹介しています。
「一杯目はストレートティー。二杯目をミルクティー」の逆の飲み方ですね。
今回紹介したのは上記の飲み方のアレンジです。2杯目・3杯目を湯で割ってストレートにする代わりに氷で薄めて常温ティーにします。
ティークラブおすすめの黄金比ミルクティーは、コクのある味わい深いミルクティーを飲むことができます。けれども、ミルクが多いため口残りの後味がやや重く感じます。ミルクが口に残る感じがします。
口直ししたい、口をサッパリさせたいと思ったりすることがあります。そこで、二杯目か三杯目を湯や氷、水で割ってストレートティーを飲むのです。一杯目をコクのあるミルクティーで飲んで、二杯目(三杯目)をストレートで飲むことで、後味サッパリ。一杯目も二杯目も美味しく飲むことができます。
春・秋・冬は、一杯目or二杯目を黄金比ミルクティー、二杯目or三杯目をホットのストレートティー。夏場は一杯目を冷たいミルクを加えた丁度よい温度のミルクティー、二杯目を常温ティーがおすすめです。
少し話がそれましたが、夏場の新しい紅茶の楽しみ方として「1杯目はホットミルクティー、2杯目は常温ティー」はいかがでしょうか。