アイスティーを飲むとき、ストローを使っていますか?
「お店で飲む時はストローを使うけど、おうちで飲む時は使わない。」という人がいるのではないでしょうか。
実は、「ストローを使って飲む」「ストローをつかないでグラスから直接飲む」アイスティーの味が違います。
ストローを使って飲んだほうがアイスティーは美味しいのです。
「ストローを使って飲む」or「ストローをつかないでグラスから直接飲む」を数多くの人に試してもらったところ、ほとんどの人がストローで飲んだほうが美味しいと言いました。雰囲気に流された人が多少はいるかもしれませんが…。
タイトルのアイスティーの美味しい飲み方とは「ストローを使って飲む」です。
なぜ、ストローで飲むと美味しいのか
アイスティーを飲むような形のグラスからアイスティーを直接飲むと味がマイルドになります。
ストローで飲むと味の要素が分かりやすく、味がハッキリします。
アイスティーは、ホットティーに比べるとライトな味わいになる。
だから味の要素を感じやすく、味をハッキリと感じるストローで飲むほうが美味しく感じるのです。
※あくまでも私自身、そして多くの人の官能による判断です。科学的な根拠はありません。
グレープフルーツジュースの場合
グレープフルーツジュースは、甘み、酸味、苦味、香りなど味の要素がハッキリしている。「グラスから直接飲む」「ストローで飲む」の差が分かりやすい。
ある勉強会でこの実験をしました。7割が直接飲むを支持、3割がストローで飲むを支持しました。7割が直接飲むを支持。アイスティーと違う結果です。
なぜでしょう?
前述の【グラスから直接飲むと味がマイルドになり、ストローで飲むと味がハッキリする。】を思い出してください。
直接飲むを支持した人の声は、「まろやか」「マイルドで飲みやすい」「ストローで飲むと酸っぱい」「ストローで飲むと苦みを感じる」などなど。
つまり、「マイルドだから美味しい」という感想。
ストローで飲むを支持した人は、「酸味、苦味がわかる」「グレープフルーツらしい」。グレープフルーツの味が分かるから良いという感想です。
どちらが良いとは言い切れません。好みですからね。
その会場には、グレープフルーツの酸味や苦みが苦手、マイルドなほうが良いという人が多かったので、直接飲むを支持した人が多かったのでしょう。
ちなみに私はストロー派。グレープフルーツジュースなんだからグレープフルーツの味が分かったほうが良いと感じました。
ちょっと話がそれましたが、アイスティーは、味わいがライトなので、味をハッキリを感じるストローで飲んだほうが美味しいと思う人が多いのです。
舌の味覚地図
以前「舌の味覚地図」があると言われていたのをご存知ですか?
舌の先のほうは、甘みを感じて、舌の奥のほうは苦味を感じる…というもの。
実は、違っているのです。舌は全体に味覚があって場所によっての違いはないそうです。
私、これ信じていたんですよね…(恥)
以前は、舌の味覚地図の話をして、「ストローで飲むと奥のほうにアイスティーが入るから紅茶の特徴である渋みなどを感じやすい」と、説明していました。
これは違うってことです(^^;;
ホットティーもティーカップによって味や香りが違います。
ホットティーがカップの形や材質で味に違いが出るのですから、舌の味覚地図とは関係なく、紅茶の味わいが変わるのは、分かっていただけるかなと思います。
結局のことろ官能的な判断ということです。
まとめ…
同じアイスティーを飲んでも、「ストローで飲む」「グラスから直接飲む」では、味が違う。
『ストローで飲んだほうが多くの人が美味しいと感じる』
ご家庭や職場でアイスティーを飲む時は、ストローをケチらず(笑)ストローを使ってアイスティーを飲んでください。