ティークラブの紅茶の『美味しさのヒミツ』を紹介します。
まずは、2名のお客様の声の一部をご覧ください。
『普段、チャイ用紅茶を飲んでいるので、アッサムも、物足りなく感じました』Aさん
「ティークラブで一番コクがあり、味の濃いアッサムでも物足りない」
これは一つの正しい感覚です。
そして、貴重な気付きを与えていただきました。感謝しています。
別のお客様の声
『袋を開けた瞬間、コクのある甘い香りが広がります。
コクはあるのに渋みが少ないので、ストレートでもおいしいです。
アッサムはそんなに好きじゃなかったのですが、ここのを飲んで見方がまったく変わりました。』Bさん
同じアッサムを飲んでも感じ方が違うわけです。
“好みの差”で片付ければそれまでなのですが、私なりの解釈を説明いたします。
実はそれが、ティークラブの紅茶の特徴になると思ったので…。
ティークラブの紅茶の『美味しさのヒミツ』
- 産地をブレンドしない
- 同じ産地でも標高の高い収穫地(茶園)の茶葉
- 産地内のブレンドも最小限
または、ノンブレンド=「シングルオリジンの茶葉」 - 鮮度の良い茶葉
これらの要素が生み出す美味しさ
- 香りの良さ
- 甘み
- 上品さ
- 繊細さ
- 複雑味
- マイルドな柔らかさ
- 柔らかく上品だけどコクがある etc…
これらの特長があるので、Bさんがいう
『袋を開けた瞬間、コクのある甘い香りが広がります。コクはあるのに渋みが少ないので、ストレートでもおいしいです。』につながるわけです。
また、『アッサムはそんなに好きじゃなかったのですが、ここのを飲んで見方がまったく変わりました。』
これは、「今までは、違うタイプのアッサム、他のメーカーのアッサムを飲んで、好みじゃなかった。」のでしょう。しかし、「ティークラブのアッサムを飲んだら、美味しかった。」ということ。
ティークラブの紅茶の特徴=美味しさのヒミツ=『香りの良さ』、『甘み』、『上品さ』、『柔らかく上品だけどコクがある』etc…などがBさんの好みに合っていたということだと思います。
ただ、別の見かたをすると…
ティークラブの紅茶の弱点
上品、繊細 → 野性味が弱い
マイルド → パワフルさに欠ける
甘み → ガツンとくる渋みや濃さが弱い
これがAさんがいう
『アッサムも、物足りなく感じました』につながるわけです。
Aさんは、多少好みが違うのかもしれません。今回は、たまたまそう感じたのかもしれません…。“好みは遠くはないはず”と、私は思っています。なので、Aさんのような方にも喜んでいただけるように茶葉の選び方や飲み方の提案などを工夫してきたいと考えています。
とはいえ…
マイルド、上品=薄め、飲みやすいだけではない
ここまでの話で、一つだけ誤解しないで欲しいことがあります。
それは、「マイルド、上品=薄め、飲みやすいだけではない」ということ。
ティークラブの紅茶は、紅茶のコク、味の濃さは十分にあります。
「コクはあるけど、渋みは弱い」、「濃いけど、まろやか」なのです。
お客様から、「濃過ぎる」「強い」「渋くて無理」「これだけ濃いと甘いものと一緒ならいいが紅茶だけではきつい」などの感想をいただくことがあります。
だから、決して、「ライトな味わい、飲みやすいだけ」ではありません。
当店は「“表層的な飲みやすい紅茶”は、求めていない」ので、誤解のないようにお願いします。もっと言うと、無難な紅茶も求めていません。
だから、「物足りない」と言われると、頑張らなくちゃと思うのです!
一人でも多くの人が美味しい紅茶を飲んでHappyになれば嬉しいです。
“美味しいと思う紅茶”の中にティークラブを選んでもらえたら幸せです。