紅茶に必要なお湯の分量は?
これは紅茶を抽出時にティーポットに注ぐ湯の量ではなく、紅茶をいれる時に沸かす湯の量(水の量)の話です。
重要な話ではありませんが、少なければ紅茶の美味しさを引き出しにくくなるし、多過ぎれば無駄になるし、時間も余計にかかります。
気にしていない人はスルーしていただければOKです。紅茶は難しく考えないほうがいいですからね。ちょっと気になる人は、参考にしてみてください。
必要量より多めに沸かす
目分量で多めに沸かす人は問題ないのですが、必要量を量って沸かす人は要注意。300㏄の湯が必要な時は、300㏄の水を沸かすのではなく500~600㏄くらいの水を汲み沸かしましょう。
多めの湯を沸かす理由は以下の2つです。
- 水の量が少ないと沸かす間に酸素が減りやすくジャンピングが弱まる
- ポットやカップを温める時に湯が必要
「1」の理由は見落としやすいのですが、ギリギリの水を沸かして紅茶をいれるのと、たっぷりの水を沸かして紅茶をいれるのを比べてみれば一目瞭然です。ジャンピング様子がハッキリと違います。
「2」は手間の問題です。ポットやカップを温めるために湯を沸かすと二度手間になります。多めに湯を沸かせば一度で済んで楽です。
慣れている人からすれば、多めに沸かしてポットやカップを温めるのは「当たり前のこと」でしょう。けれども、ネットを見るとわざわざ2度手間をしている人を見かけるんですよね。また、当店のお客様の中にも「300ccの水を沸かした」かたは、案外たくさんいらっしゃいます。
500~600㏄の水を沸かす
目分量で多めに沸かすのは問題ない
※ガラス製ティーポットで紅茶を作る時は、300㏄の湯量が適正です。
なお、600㏄の湯で紅茶をいれる時は、800㏄くらい沸かせば大丈夫です。
紅茶は気軽に
紅茶は日常に楽しむものなので堅苦しく考えないで、気軽に飲んでくださいね。
紅茶を1から始める人は、何から何まで分からないですよね。紅茶お試しセットをお求めいただいたかたの中に300cc沸かした人が多いのです。そんな人のために、ちょこっとアドバイスしました。慣れている人は、多めに沸かせば量らなくていいですからね。気軽にいきましょう。