紅茶のジャンピングが起こるしくみ

紅茶のジャンピングが起こるしくみ

  1. 鮮度のよい茶葉に湯を注ぐと、茶葉がポットの上部に浮き上がる
  2. 茶葉が湯を吸い沈む
  3. 湯の中の酸素が茶葉に付着して茶葉を浮かす
  4. ポットの上部に茶葉が浮くと酸素がはじけ湯を吸った重みで沈む
  5. ポットの下部に沈んだ茶葉に再び酸素がつき茶葉を持ちあげる

2~4の繰り返しが紅茶のジャンピングです。

時間が経つと「湯の中の酸素が減る」のと「茶葉が完全に湯を吸い重くなる」からジャンピングが終わります。

茶葉が動くのは、時間にすると小さな茶葉で2~3分、大きな茶葉で4~6分くらい。もう少し長いこともあります。

紅茶のジャンピングが起こるしくみ

茶葉の質・湯の中の酸素がポイント

新鮮な茶葉を温めたティーポットに入れ、汲み立ての水の沸かし立ての湯を注ぐと、茶葉はポットの上部に浮き上がります。

新鮮な茶葉は軽い
汲み立ての水は酸素を含んでいる
沸かし立ての湯は酸素を含んでいる

茶葉・水・湯の状態がよければ、茶葉が上部に浮かんでしばらく留まります。これに関しては多少ゆるめに考えても大丈夫。湯を注いだらすぐに茶葉が上下に動くジャンピングを起こすこともあります。

茶葉が浮き上がらない、上下に動くジャンピングも起こさない場合は、茶葉・水・湯のどれか、または複数に問題があったと考えられます。湯を注いだ勢いで茶葉が動き、数十秒で沈んでしまう場合などです。

  • 茶葉を開封してから時間が経っている → 湿気を吸い重くなっている
  • 汲み立ての水を使っていない → 酸素が少ない
  • 湯の沸かし方が悪い → 酸素が少ない・酸素が抜けている・湯温が低い

などが考えられます。

ダージリンティーのジャンピング

  1. 茶葉がポットの上部に浮き上がる
    茶葉や湯の状態にもよるが1~3分程度は浮いている
  2. 茶葉が沈みだす
  3. 沈んだ茶葉が浮き上がる。浮いている茶葉沈む。浮いたり沈んだりをゆっくり繰り返す
  4. すべての茶葉が沈むまでに5~8分程度かかる
ダージリンティーのジャンピング

湯を注ぐと浮き上がる

ダージリンティーのジャンピング

湯を注ぎ2分半経過。茶葉が湯をすい重くなり落ちる直前

ダージリンティーのジャンピング

沈む茶と浮き上がる茶葉

ダージリンティーのジャンピング

5分経過。ほとんどの茶葉が沈む

ジャンピングは湯を注いだ勢いで起こるものではない

ジャンピングは、お湯を注いだ勢いで茶葉が動くことではありません。

紅茶のジャンピングは湯の中の酸素の影響が大きいのです。

湯を注いだ勢いでお湯が動いている間の数十秒間茶葉が動くのはジャンピングとは違います。

ジャンピングは2分前後から長い時は5分以上続くこともあります。長ければよいわけでありませんが、湯の勢いが止まったら茶葉も動かなくなる、時間にして1分以内に茶葉が動かなくなったら、ジャンピングは正しく行われなかったと思ってよいでしょう。

湯の注ぎ方とジャンピングは関係がない

紅茶のジャンピングは、お湯を注いだ勢いで茶葉が動くことではない。ということは、「湯を高いところから注ぐ」とか「勢いよく注ぐ必要はない」のです。

お湯を高いところから注いではいけないわけではありませんが、ジャンピングとは直接関係ありません。

ちょろちょろと少しずつ注ぐのはよくありませんが「普通に注げばOK」です。自然な感じで注いでください。

紅茶のジャンピングに、技術やプロの技などは必要ありません。いくつかのポイントはありますが「コツすらない」といっても過言ではないでしょう。

紅茶のジャンピング

紅茶のジャンピングは
湯を注ぐと乾燥して軽い茶葉が浮き上がる。
茶葉が湯を吸って沈む。
湯の中の酸素が茶葉にくっつき茶葉を浮かす。
酸素がはじけ茶葉が重くなるから沈む。
の繰り返しです。

この間に茶葉の旨味が湯の中に溶けだします。紅茶の旨味を引き出す大切なプロセスです。

紅茶のジャンピンを起こすには、開封後時間の経っていない新鮮な茶葉を使い、汲み立ての新鮮な水を沸かし、沸き立ての新鮮な湯を注ぎましょう。

美味しい紅茶に特別な技術やプロの技は必要ありません。至ってシンプルなポイントを守るだけで、美味しい紅茶はいれられます。

→ 紅茶のジャンピングが起きない人は試してみてください
→ 紅茶のジャンピングに大切な3つのポイント

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