ティーバッグに関してのよくある勘違いを紹介します。いれ方ではなくてティーバッグそのものに関することです。
ティーバッグのよくある勘違い
- ティーバッグ=低級品(安物の紅茶)
- ティーバッグ=低品質(美味しくない)
ティーバッグは、「低級品」「低品質」と思っている人が多いのですが、勘違いです。一つずつ説明しますね。
ティーバッグ=低級品
ティーバッグの紅茶を作るには、「茶葉+ティーバッグの資材」が必要です。
- ティーバッグ=「茶葉代+ティーバッグの資材代+加工の手間賃」+その他経費
- リーフティー=「茶葉代」+その他経費
「茶葉代」+「ティーバッグの資材代」+「加工の手間賃」となるので、リーフティーよりも高値になります。
実は、「ティーバッグは割高」なのです。
ティーバッグは高級品とは言いませんが、リーフティーより高い。多くの人が勘違いしていることです。
「でも、ティーバッグって安いですよね?」と思うかもしれませんね。
考えてみてください。「茶葉+ティーバッグの資材代+加工の手間賃」ですから、安いわけがないのです。スーパーなどで販売されるティーバッグが安価なのは、使われている茶葉がそれ相応のものだということです。合わせて、ティーバッグなどの資材も安価でなければ、低価格のティーバッグは実現できません。
ティーバッグが高級か?低級か?は、どちらでもよいとして、ティーバッグは「割高」になるのは事実です。
ティーバッグ=低品質
ティーバッグの中は、紅茶(茶葉:リーフティー)です。
インスタントティーではないし、特殊な茶葉でもありません。紅茶の葉・リーフティーなのです。
つまり、ティーバッグの中の茶葉の質がよければ、ティーバッグでも高品質。ティーバッグの中の茶葉の質が悪ければ、その商品は低品質になります。
ティーバッグだから質が悪いわけではありません。ティーバッグと紅茶の良し悪しは関係ないのです。
ティーバッグ=美味しくない
前述のようにティーバッグの中は、紅茶(茶葉:リーフティー)。ティーバッグだから美味しくないわけではありません。ティーバッグは特殊な紅茶ではないのです。
シンプルに、ティーバッグの中の茶葉の質がよければ美味しい。
ティーバッグの中の茶葉の質が劣れば美味しくないということです。好みを除けば…。
ティーバッグの中はリーフティー
ティーバッグの勘違いの原因は、ティーバッグを特殊なものと思っていることです。
ティーバッグは、紅茶の葉(リーフティー)を袋に入れたものです。ティーバッグは普通の紅茶なのです。
ティーカップ用に2g程度に計量された商品が多いので、ティーポットでいれるリーフティーと「別物」に思いやすいのですが、それも同じ紅茶です。別物ではありません。
ティーポットでいれる、ティーカップでいれるは自由。どのように飲むのも自由。ですが、ティーバッグは特別なものではなく、普通の紅茶です。そして、ティーバッグの中はリーフティーです。その点は勘違いしないでほしいです。