紅茶の種類を細かく分ければキリがありませんが、紅茶に慣れていない人が知っておくと良いのは、「ナチュラル」と「フレーバー」の2つです。
- ナチュラル=茶葉に人工的に香りをつけていない:茶葉由来の自然な香りや味を楽しむ紅茶
- フレーバー=茶葉に香りや味を着けた紅茶
紅茶の種類でナチュラルと区分けされることは少ないのですが、「ナチュラル=人工的に味や香りをつけていない茶葉」「ナチュラル=茶葉の味や香りを楽しむ紅茶」です。当店の言い方だと思います。
対して「フレーバー=人工的に香りや味を着けた紅茶」です。
天然由来などと言ってもフレーバーティーの香料は人工的に作ったもので、人為的に着香しています。
簡単に言えば、茶葉に香りを着けたか、着けていないかの違いです。
細かい種類や銘柄を考える知る前に大きな二大カテゴリーに分けられることを知っておくとよいでしょう。
ナチュラルティーの特徴
- 純粋な風味:茶葉本来の香りや味が楽しめる
- 産地の個性:産地や品種による独特の風味が感じられる
- 健康志向:添加物がないため、健康に配慮した選択肢となる
フレーバーティーの特徴
多様なフレーバー:フルーツやスパイス、花など、さまざまな香りが楽しめる
楽しみ方の幅:お茶の時間をより楽しくするための選択肢が豊富で手軽に楽しめる
フレーバー>>茶葉:茶葉本来の香りや味、渋味などよりもフレーバーを楽しむ。紅茶の渋みが苦手な人でも飲みやすい
香りを着けたか、そうでないか、紅茶の好みを大きく分ける要素
・ナチュラルか
・フレーバーか
・人工的に香りを着けていない
・人工的に香りを着けている
この違いが紅茶の好みに大きな影響を与えます。
紅茶の好みがある人は、フレーバーティー(着紅茶)か?否か?で好みを考える人が多いです。
香りを着けた紅茶が好きか、嫌いか、ハッキリ分かれる傾向にあります。
唯一例外と言えるのがアールグレイ。アールグレイだけは、フレーバーティー(着紅茶)が苦手な人でも好きな人がいます。そもそもアールグレイはフレーバーティーだと思っていない人が意外と多いです。逆にフレーバーティーが好きだけど、アールグレイは苦手な人もいます。
フレーバーティー(着紅茶)か、そうでないか、このポイントで、好き嫌いを考える人が多いです。
紅茶にはいろいろな銘柄や種類がありますが、まずは、「ナチュラル」と「フレーバー」茶葉に香りを着けてしない自然のものか、茶葉に香りを着けているのか、に分けられることを知っておくとよいでしょう。