スコーンの4つの作り方まとめ
こんにちは。紅茶専門店ティークラブの堀内芳昌です。
前回までの投稿でスコーンの作り方として「4つの作り方」を紹介しました。この投稿では、4つの作り方に関しての簡単なまとめをします。
スコーン「4つの作り方」
4つの作り方の違いは、「2」と「3」はフードプロセッサーを使い、「1」と「4」は手で作ります。
もう一点、「1」「2」は途中で生地を冷蔵庫に入れて休ませます。「3」「4」は休ませないで焼きました。
「3」「4」も途中で休ませることはできますが、休ませないことで違いを大きくしました。「3」は休ませるのもアリです。時間がかかることが気にならないのなら、休ませた方がより一層いい感じなります。「4」は道具を持っていない人に向けたレシピなので、休ませないで一連の流れで作り上げたほうがよいと思います。
おすすめは「2」→「1」=「3」→「4」
4つの作り方で個人的に好きな順番は、「2」→「1」=「3」→「4」。「1」と「3」は同じくらいですね。
フードプロセッサーを持っている方は、「2」でも「3」でも構ないので、フードプロセッサーを使うことをおすすめします。
作り方によるスコーンの味の差は少なかった
正直な感想をいうと「作り方による味の差は、思っていたほどなかった」です。もちろん差はあります。けれども、思ったほどではなくて好みの差といえるくらいなのかなぁと思いました。
個人的には「2」が断然好きで、おすすめしたいのですが、「3」や「4」は案外イングリッシュスコーンらしいのかなと思います。
おうちで作り、自分たちで食べるのでしたら、作り方の好みで選んでもいいのかなと現時点では思っています。
切って重ねるvsこねる
- 「1」「2」カードで生地を切って、重ねる、を繰り返しながら生地をまとめる方法
- 「3」「4」軽くこねながら生地をまとめる方法。
グルテンがでにくい
四角く生地をまとめやすい
カード(お菓子作りの道具)を持っていないとできない
慣れないうちはやりにくいかもしれない
道具がいらない
お菓子作り慣れていない人でもやりやすい
やり方によってはグルテンがですぎる
温度が上がるとべたべたする
焼き上りの違い
【切って重ねる】微妙に層になったような焼き上がり
【こねる】ふんわり丸っこい焼き上がり
生地をまとめる際に「切って重ねる」「こねる」は、どちらでも構いません。やりやすいほうで作ってください。個人的には切って重ねるが好きですが、お菓子作り慣れていない方は、こねるほうがやりやすいと思います。
途中で生地を休ませる・休ませない
- 「1」「2」途中で生地を休ませる
- 「3」「4」途中で生地を休ませないで、一気に焼き上げる
「4」の時に途中で生地を分けて、「すぐに焼く」のと「休ませてから焼く」試してみましたが、この場合は思ったよりも差が少なかったです。
スコーンの生地は「途中で休ませる必要があるのか?」「休ませなくても大丈夫なのか?」は、材料の配合や作り方にもよるので、一概には言い切れないと考えています。
個人的には休ませた方が好きです。キレイに焼き上るのと、温かい内に食べても美味しいからです。けれども、おうちで作り、自分で食べる場合は、休ませないのもアリだと思っています。もちろん、配合と作り方によりますが。
「途中で生地を休ませるvs休ませない」に関しては、再度試してみますので、今しばらくお待ちください。
ただし、一つだけ。途中で生地の温度が上がり、生地がベタベタしてきた時は、冷蔵庫で休ませたほうがよいです。ベタベタしているのに無理やりまとめようとすると手やボールに生地がくっついてしまったり、焼き上りが固くなったりします。
最も簡単な方法
フードプロセッサーを使うことになりますが、「3」がダントツに簡単です。しかも、出来栄えも悪くない。「4」は個人的にはやりませんが、「4」が一番楽だと思う人は案外多いのではないでしょうか。道具を使うことにハードルの高さを感じる人がいるからです。
今回は一気にザクっと試してみましたが、今後もう少し緻密な検証もしてみますね。
よろしければ見に来てください。ではまた。