イギリス式スコーン「クリーミングメソッド」でスコーンを作ってみました。
こんにちは。紅茶専門店ティークラブの堀内芳昌です。
THE ENGLISH SCONESイギリス式スコーン完全レシピという本を買いました。
本の通りにスコーンを作ってみようと思い「クリーミングメソッド」でスコーンを焼いてみました。
材料はレシピ通り、分量を80%にして1g単位までキッチリと量りました。分量を80%にしたのは普段作るスコーンと小麦粉の量を同じにしたかったからです。
作業工程もレシピ通りにしましたが、最後の生地を生地をまとめる=こねるような作業だけ少なめにまとめました。打ち粉をふって生地をまとめる作業をあまりしたくなかったからです。その結果、生地がややゆるめになりました。
クリーミングメソッドで作ってみた感想
【作業】
作業が難しいのか、簡単なのかは、好みの問題だと思いました。今回に関していえば普段作っているやり方(ラビングインメソッドというそうです)のほうが簡単に思いましたが、慣れが違いますからね。何ともいえません。
【味】
味は、出来たては普段作っているラビングインメソッドのほうが好きな味でした。とはいえ、2日目3日目と食べてみるとクリーミングメソッドは時間経っても美味しい。味の変化が少ない。劣化が少ない気がしました。もちろん、食べる時は焼き直しますよ。
【二番生地】
クリーミングメソッドは二番生地、三番生地の差が少ない。ラビングインメソッドは二番生地が明らかに落ちますが、クリーミングメソッドはそうでもない。これが最も大きな発見でした。
クリーミングメソッドとラビングインメソッドの二番生地の差が何によって起きるのかを考えれば、二番生地の扱い方に関する考え方が変わるはずです。折を見てチェックしてみようと思っています。
以上がザックリとした感想です。
クリーミングメソッドをあと数回は作ってみない何ともいえないのですが、この本で見ても感じるのは、家庭で作るならラビングインメソッドがよいのかなと思いました。
また、スコーンはあまり深掘りするものではなくて、よいと思ったレシピがあればそれで作ればよいと思いました。細かいことを追求するのは家庭菓子の代表格でもスコーンからすると本末転倒かなと思います。
私は作ることが好き、作ることが楽しいので、もう少し細々とやってみます。追及するとかではなくて…。
最後に
THE ENGLISH SCONESイギリス式スコーン完全レシピは著者がいる書籍ですから、レシピや詳しい内容を公表することは今後もありません。
ではまた。