コクがあり、美味しいミルクティーの“黄金比”
コクがあり、美味しいミルクティーの黄金比
「茶葉2倍・紅茶=2」対「ミルク=1」
紅茶教室、イベント、専門学校の授業などいろいろな機会に、いろいろな人達に、いろいろな組み合わせのミルクティーを飲んでもらいました。
その結果、辿り着いた「コクがあり、美味しいミルクティーの黄金比」が、「茶葉2倍・紅茶=2」対「ミルク=1」でした。
ある会でデータをとったところ84%が「茶葉2倍・紅茶=2」対「ミルク=1」が一番美味しいと言いました。
茶葉を2倍した濃い紅茶「2」対ミルク「1」の比率が、美味しいミルクティー黄金比です。
コクがあり、美味しいミルクティーの“黄金比”は、当店の一方的なおすすめではなく、多くの人が支持したものです。
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紅茶とミルクの黄金比
ティーカップなら「紅茶100~120cc 」対「ミルク50~60cc 」くらいの割合。
『ミルクそんなに入れないでしょー!』と、思った人が多いのではないでしょうか?
事実、好きな分量のミルクを入れてもらうと、ほとんどの人のミルクの量は20~30cc程度です。
なぜ、そうなるのか?
多くの人が『ストレートティーで飲む濃さの紅茶にミルクを入れているから』です。
ストレートティーで飲む濃さの紅茶にミルクを入れてミルクティーにする場合、ミルクの量は少な目に加えたほうがバランス良い。たっぷりのミルクを加えると紅茶がミルクに負けるからです。この場合は、ミルク少なめでOK。
黄金比ミルクティーは、茶葉を2倍にした濃い紅茶にミルクを入れるので「2対1」の比率で、たっぷりとミルクを加えるのです。
黄金比ミルクティーの3つのポイント
水色が濃く、コクのある茶葉を使う
通常でもミルクティーにする時は、「水色が濃く、コクのある茶葉」を選ぶのですが、いつも以上にこのポイントを重視してください。
なぜなら、当店おすすめの黄金比ミルクティーは、ミルクの量が多いからです。
たっぷりのミルクを加えるので、水色が浅めの茶葉やコクが軽めの茶葉を使うとミルクの風味が紅茶の風味を上回ってしまいます。すると「紅茶風味の薄い牛乳」のような感じで、とても残念な感じになるのです。
『黄金比ミルクティーにおすすめの茶葉』
【重要】茶葉を2倍使って、濃い紅茶を作る
水色が濃くコクのある茶葉を使っても、ストレートティーの濃さで作るとライトなミルクティーになってしまいます。
コクのあるミルクティーにするには「茶葉を2倍使って」濃い紅茶を抽出してください。
知っている人もいるとは思うのですが、案外多くの人から「目からウロコ」と言われるポイント。多くの人がストレートティーの濃さの紅茶にミルクを入れいるからです。
ミルクは、ほんのり温める
当店がおすすめする黄金比ミルクティーは、濃い紅茶にたっぷりのミルクを加える。冷たいミルクを加えると紅茶が冷めてしまいます。
なので、ミルクは人肌くらいまでほんのりと温めてください。
沸かすと牛乳臭さが出るのでNG。人肌程度、お風呂の湯くらいの温度が目安。温度でいうと「40℃前後くらい」です。
多くの人が美味しいと言う「ミルクティー“黄金比”」。ポイントは、「濃い紅茶にたっぷりミルク」です。ぜひ、試してみてください。