2014-06-17

ダージリンティーは一般的、普通という誤解

ダージリンティー

ダージリンティーに対して、「一般的」とか「普通」、「馴染みがある」などの声をよく聞きます。

確かに、よく知られていて、馴染みがあります。

しかし、ダージリンティーは、希少で茶葉で、個性的な味わいの紅茶。一般的に名前は知られていますが、味は一般的とか普通というのは、ちょっと違うと思います。

ダージリンは生産量が少なく希少な紅茶です。

「意外!」

「ダージリンって一番よく見掛ける紅茶じゃないの?」

と思う人が多いと思います。

しかし、ダージリンの生産量はインド全体の紅茶の生産量のうち僅か1%程度なのです。

ダージリンティーは、とても生産量の少ない紅茶です。

インドダージリンの紅茶生産量
そうはいっても、現実にはよく見かけますよね。
スーパーでも売っているくらいですから。

なぜでしょう?

実は、ダージリンティーという商品の多くは、「ダージリン茶葉に他の茶葉をブレンドしたもの」なのです。

「えーー!産地偽装じゃね?」って思いましたか?

そう思いますよね(笑)。

ところが、現在の法律では、「ダージリン+他の茶葉」をダージリンティー(商品名)として販売できるのです。スーパーなどで販売されるダージリンティーの多くは、このタイプです。

紅茶は、ブレンドによって広がりを見せたという側面もあるので、ブレンドすること自体は悪いことではありません。しかし、産地茶に関しては、誤解があるのも事実。近年ヨーロッパでは、産地茶のブレンドを見直す動きが起きています。もしかしたら、ここ数年内に見直しがあるかもしれません。

ダージリンティー

ダージリンティーの味は個性豊かです。

ダージリンティーの味、正しくはダージリン茶葉100%のダージリンティーの味は、とても個性的です。

個性的と言っても、癖があるとか飲み難いとか言うわけではありません。香りは芳醇で味も複雑味があり、一般的なブレンドティーや当店で言えばポピュラータイプのアッサムなどと比べると、明らかに個性が違うということです。

ダージリンを一般的とか飲みやすい、馴染みがあると思っている人は、おそらく他の茶葉をブレンドしたダージリンを飲んでいると思います。

以上の2つのポイントによって、ダージリンティーは、「一般的」とか「普通」というのは、誤解というかちょっと違うぞというのが分かっていただけましたでしょうか。

ちなみに、当店ティークラブでは、季節の新茶のみの「ダージリンシーズンティー」とダージリン100%のブレンドティー「ピュアダージリンティー」を扱っています。ダージリン茶葉本来の味や香りをお楽しみいただけます。

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記事を書いている人:紅茶専門店ティークラブ・堀内芳昌

1964年東京都生まれ→埼玉県→神奈川県→広島県在住/実家は長野県

「美味しい紅茶が飲みたい!」 「美味しい紅茶で、“癒されたい”、“元気になりたい”」 そんな純粋な気持ちに応えるべく、日々仕事に励んでおります。 ★プロフィールはこちら≫

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