2016-06-14

美しいティーカップの持ち方:part1

美しいティーカップの持ち方

「ティーカップの美しい持ち方」、「紅茶の美しい飲み方」とちょっとしたマナーを紹介します。

↓下記の写真でどこがポイントなのか分かりますか?

image5585

↓ティーカップのハンドル(持ち手)をつまんで持つのが美しさのポイントです。

美しいティーカップの持ち方

ティーカップのハンドル(持ち手)に指を通さず、つまむように持つ。

ティーカップのハンドルに指を通さないで、ハンドル(持ち手)をつまむように持つ。これがティーカップの美しい持ち方です。

この持ち方をしても自分では何も感じないかもしれません。しかし、「相手から見て美しいのです。」とても上品でエレガント。高感度アップ間違いなしです。

若いうちは「不作法がカッコいい」なんて感覚もあるでしょう。正直、私だってそんなことを思ったりもしました…。

だけれども、、、年頃の女性や大人になったらエレガントにお茶を嗜みませんか。

151119-002

ティーカップの持ち方のコツ

ティーカップの持ち方は、人差し指、中指、親指の三本でハンドルをつまんで持ち、他の二本の指は添えつつ支えようにしてください。

男性や若い女性は三本指だけで持てますが、力の弱い女性は三本の指だけでつまもうとすると持ちにくいかもしれません。その時は他の二本も使い五本の指全部を使って持つイメージで持ってみてください。

慣れないうちは持ちにくいようでしたら、指をガッツリ入れるのではなくて、少し入れるくらいにして持ってみてください。

一つだけ注意して欲しいのは、ティーカップのハンドルの上に親指が出ないように注意してください。「親指を上に出さない」、「親指でハンドルの上を押さえるように持たない」を意識すれば、少しくらい指が入っても見た目の美しさは損なわれません。

美しいティーカップの持ち方NG編

美しい持ち方は難しい?

この持ち方を教えた時、男性と若い女性はすぐにできようになります。指に力あり、やってみようと思うからです。

しかし、それなりの年齢の女性はなかなかできない。指の力が弱っているのと「やらなくて良い」と思っているからです。言いたくはありませんがオバサンの開き直りでしょうか…。

力が弱い女性は、慣れないうちは持ちにくいかもしれません。そして、やりにくさで緊張するかもしれません。

安心してください。

慣れてしまえば大丈夫。今までできなかった人は、ほとんどいませんから。お子さまでも練習すればできました。大人の方には頑張っていただきたいです。

ただ、新しい大人の年齢以上の現代のシニアの方は、ほんとうに力が弱いので難しい。無理しなくても構いません。

質の良いカップは持ちやすい

質の良いカップはバランスが整っているので持ちやすい。というか、そのように作られています。だから、美しく持つのが容易なのです。

ティーカップを買う時点で見た目のイメージだけ判断せず「持ちやすいカップなのか」を考えて買うことおすすめします。

雑貨屋やインテリアショップなどで売っているカップやカフェで使っているカップなど「一見、雰囲気の良いティーカップ」は持ちにくいものが多い。持ちやすさや使いやすさを考えて作られていないものがあるからです。もちろん、良い品もありますよ。良い品もあるのですが、イメージ先行の商品もあるのです。

持ちにくい場合は、無理をしなくてもいいです。紅茶をこぼしたちゃいけませんし、最悪ティーカップを落としたら大惨事ですから…。

151119-003

指を入れるのはマナー違反?

指を入れてカップを持つのは「マナー違反」という人がいますが、それは言い過ぎかなぁと思います。

何を持って「マナー違反なのか?」によりますが、箸の持ち方や茶碗の持ち方が正しくないのをマナー違反というのなら、マナー違反でしょう。そういうレベルの話です。

私は、箸の持ち方が正しくなくてもマナー違反とまではいわないと思うので、ティーカップの持ち方もマナー違反ではないと考えています。

とはいえ、相手からの見た目が美しいのは確かなので、やったほうが良いですね。難しいことでもないですし。

諦めないで。大人の女性。

慣れないうちは難しいかもしれません。でも、簡単に諦めないでください。慣れれば必ずできますから。箸より重たいものを持てないバブル世代の女性は難しいかもしれませんが(爆)

無理をしなくてもよいというのは、バランスが悪く持ちにくいカップの場合と本当に非力な人の場合です。

箸の持ち方だって、はじめはうまくできなくても、練習しても身につけますよね。同じことです。

「箸の持ち方くらい気にしないっしょー」って簡単に諦めませんよね。

ティーカップの持ち方も、一回、二回は難しいと思っても、諦めずにやってみください。慣れれば必ずできるようになります。また、キチンとした場面だけやろうとすれば難しい。常日頃からやっていれば、無意識にできるようになります。

151119-001

相手の気持ちは分からない。だから、キチンとしておきましょう。

マナーは相手が不快に感じなければ良い。堅っ苦しく考えなくても良いと言います。特に最近は、「自分がやりやすい方法で良い」という考えが広まっていると感じます。

はたして、そうでしょうか?

相手が不快に感じるかどうかは、相手にしか分からない。だから、キチンとしておいた方が良いのではないでしょうか。キチンとしていて不快に感じる人はいないのですから。

食事をした相手の茶碗や箸の持ち方、扱い方がきれいだったら好印象ですよね。逆に、食事の仕方がよろしくないと、イメージダウンなんてこともあると思うのです。

ティータイムも同じことです。

ティーカップの持ち方くらいで不快になる人はいないかもしれません。でも、知っている人は気になるのです。おそらく良い印象は持たないでしょう。

きちんと美しいティーカップの持ち方をしていれば、あなた自身も美しく見えます。高感度が上がるかも?少なくても正しいことをして高感度が下がることはありません。

努力して練習しなければいけないほど難しいことではないので、ぜひやってみてください。

最後に一つだけ

無意識にできるように慣れてください。

知識を頭で覚えるのではなく「身につけて」ください。簡単なことですから。

知識だけ頭に入れてもいざとなったらできないものです。「デートの時だけちゃんとしよう」とか「上司と一緒の時はキチンとしよう」などと思っていてもぎこちなくなったり、はじめはできても時間が経ったら忘れていたりするのです。緊張しながら正しいことをやっていたら味も何も分かりません…。

実は、紅茶教室の生徒さんで教室の時はできていたのに、場が変わってティーパーティーの時には忘れてしまった人が案外いました。とても残念です。正しい知識を頭で覚えても、身についていなければ何の役にも立ちません。

ぜひ、身につけて無意識にできるようになってください。大人ですから…。

p-image0644png

マナーや作法は、文化やシーンによってもかわります。

マナーや作法は、文化やシーンによってもかわります。
例えば、冬の寒い日に、大きなカフェオレボールでホットドリンクを両手で包みこんで飲む。カジュアルなシーンではOKです。

片手で飲むほうが雰囲気じゃないですよね。マグなど大きなカップは、片手では持ちにくいものもあるし…。

シーンに合わせて振る舞えるのも素敵なオトナのたしなみです。シーンに合わせて振る舞うためには正しいことを知らなければできません。正しいことを知った上で「馬鹿の一つ覚え」にならないように注意してください。

美しいティーカップの持ち方
≫美しいティーカップの持ち方:part2を見る

Pocket

記事を書いている人:紅茶専門店ティークラブ・堀内芳昌

1964年東京都生まれ→埼玉県→神奈川県→広島県在住/実家は長野県

「美味しい紅茶が飲みたい!」 「美味しい紅茶で、“癒されたい”、“元気になりたい”」 そんな純粋な気持ちに応えるべく、日々仕事に励んでおります。 ★プロフィールはこちら≫

記事の拡散、引用は大歓迎です。
タグ:
関連記事

紅茶専門店ティークラブ通販ショップ